2018年5月16日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs阪神戦でプロ入り初完封をした横浜DeNAベイスターズの東克樹について元中日の谷沢健一、元横浜の野村弘樹、中日で監督をしていた谷繫元信がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

【この日の東の投球内容】

9回118球、被安打3、奪三振8、四死球3、失点0

今季3勝2敗防御率1.70 (5/16の試合終了時点)

 

 

稲村 東投手がプロ初完封を飾りました。

 

野村 これで防御率がトップに躍り出たというね。

 

【5/16までの防御率ランキング】

1位 東克樹 1.70

2位 ブキャナン 1.78

3位 ガルシア 1.79

 

 

野村 まあ、スゴい新人なんですけども、東というピッチャーの印象は開幕当初はストレートをどんどん投げて度胸のいいピッチャーだなと思ったんですけど、今日は少し変化球を混ぜながら、チェンジアップを使いながら、スタイルを変えたとまでは言わないんだけど、上手くストレートとのコンビネーションで抑えていた印象でした。

 

稲村 はい。

 

野村 谷繁さん、こういったことが出来るルーキーって当然バッテリーとの兼ね合いもあると思うんですけど大したもんだなと思うんですけどね。

 

谷繁 まあ、自分でコントロール出来るんでしょうね。相手を見ながらピッチングが出来る投手だと思います。

 

野村 うん。

 

谷繁 だから、いいですね。新人からこういうピッチャーを受けられるキャッチャーはね。

 

野村 谷沢さんはこの左ピッチャーいかがですか?

 

谷沢 スカウトの方から聞いたことがあるんですよ。左ピッチャーは背の高さは関係ないと。

 

稲村 ほー。

 

谷沢 背が低くても球威と変化球のキレがあれば絶対に指名すると。右ピッチャーはそうでもないんだけど、左ピッチャーだけは小兵でもどんどん指名されるんですよね。今日は特に際立って目立ったのが糸井に対するインサイドのストレートですよ。

 

野村 はい。見逃しがありましたね。

 

谷沢 あそこで1本ヒットを打たれたけど、あそこのインサイドに投げられるピッチャーはそういないですよ。

 

稲村 いないもんなんですか?

 

谷繁 そうですね。

 

野村 そこに投げきれるコントロールも必要なわけで度胸とコントロールが必要ですからね。まあ、良いピッチングを見せてもらいました。

 

 

以上です。

東は左打者へのインサイドを投げ込んでないと以前は言われていましたがそれを見事に克服しましたね。どう考えても新人王候補ナンバーワンです。ノーコンでもないんでイライラするようなピッチャーでもないでしょうしね。

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