2018年6月8日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のvs.マイアミマリーンズ戦で7回1失点で今季7勝目をあげたセントルイスカージナルスのマイコラスの投球についてメジャーで活躍した小宮山悟がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に分析しています。
【この日のマイコラスの投球内容】
7回99球、被安打3、奪三振5、与四死球1、失点1
今季7勝1敗 防御率2.27 (6/8の試合終了時点)
アナ マイコラス投手、ナイスピッチングでしたね。小宮山さん。
小宮山 はい。今シーズンの彼のピッチングを見ていると本当に安定感が抜群なので非常に良いピッチングを続けていますよね。
アナ うんうん。
小宮山 今日のゲームでは99球のうち16球カーブがあったんですけども、そのカーブが特に右打者に対して有効に使えていたと思いますね。
アナ はい。では、3回にリチャーズ選手を2ストライクに追い込んだ場面です。
【その場面を見ながら解説】
小宮山 はい。打者がピッチャーであれなんですけど、1番分かりやすい場面なんですけど、高めに強いボールを投げる。その高めの強いボールを意識させた上でのカーブですよね。バッターからすると同じような軌道からボールが来て、そこから違う軌道に変化するので、ついついそのボールを追い掛けて空振りしてしまうというシーンなんですけども。
アナ うーん。
小宮山 まあ、本当に安定した投球内容ですね。
アナ マイコラス投手ですが、今日投げた99球のうち74球がストライクということですね。
小宮山 はい。ストライクゾーンにどんどん投げ込んでというのが好調の証だと思うんですよ。
アナ はい。
小宮山 恐らく打たれていないので、どんどんストライクで攻め込めているという事が言えると思うんですけども、本当に投手有利のカウントに持ち込めているので、今日のゲームなんかはミラクルに近いと思います。もうほぼ全てのバッターに対してすぐに追い込んでね。1人のバッターにだけ3球以内で2ストライクが取れなかったんですけど。なので、本当に素晴らしいピッチングだという内容です。
アナ 自分有利のピッチングが出来ているんですよね。
小宮山 はい。
以上です。
マイコラスの投球内容がヤバいです。こんな投球をMLBでもするんですから、日本でもスーパーエース級のはずです。今年はまだまだ勝ちまくるでしょう。