2018年6月12日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.横浜戦で3安打猛打賞で勝利に貢献し交流戦首位打者に浮上した千葉ロッテマリーンズの角中勝也について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の高木豊、元横浜の斉藤明雄がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
【この日の角中の打撃内容】
1打席目 センター前ヒット
2打席目 センター前ヒット
3打席目 センター前ヒット
4打席目 レフトフライ
アナ 4番の角中選手が3安打ということで。
高木 もう技術の高さがありますよねぇ。
アナ DeNAの筒香選手を抜いて4割4分4厘で交流戦打率の首位打者になりました。
【6/12の試合終了時点の交流戦打率】
1 ロッテ 角中 .444(45-20)
2 DeNA 筒香 .429(35-15)
3 ロッテ 荻野 .392(51-20)
高木 はい。大矢さん、ちょっと4番というタイプではないんですけども、ロッテは4番に起用しています。
大矢 そうですね。でも、うまく繋がっていくんですよね。キャッチャーも見逃すんだろうなと思ってキャッチしようとしたら打たれているみたいな感じ。
高木 そうですね。もう本当にミットに入る寸前にバットが出てくるという。
大矢 そうそうそう。
高木 やっぱり、マスクをかぶっていてそういうバッターというのはいいバッターなんでしょ?
大矢 それはいいバッターですよ~。
高木 『あっ、いける』と思ったのが打ち返されるというのは。
大矢 そうそう。『きた!」と思ったのがヒットされるんだから、もう本当に倍悔しいよね。
高木 そうですよね。明雄さんは、投げていて角中が4番に座っているのはどうですかね?
斎藤 まあ、ホームランがないから楽ですよ。
高木 楽ですか。
斎藤 うん。
高木 でも、確実に繋がれるというのは?
斎藤 後ろにスゴい長打力のあるバッターがいればちょっとイヤですけどね。
高木 うん。
斎藤 角中というのは2年ほど一緒にやりましたけど、追い込まれれば追い込まれるほど上手く打つというタイプですね。
高木 うん。
斎藤 だから、ピッチャーは投げる球がないので、本当に3球目ぐらいまでの勝負ですよね。
高木 でも、ホームランは避けられると言うじゃないですか。
斎藤 うん。
高木 だけど、勝負しないといけない時に確実に打たれるというのはちょっと困りますよね。
斎藤 イヤですよね。2アウトでも満塁だと1番イヤですよね。
高木 ですよね。まあ、新しい4番のタイプかもしれませんね。
以上です。
ギリギリまで引き付けてパシっと払うバッティングは唯一無二ですよね。軽打中心のミート打法ですけど、ここまで極めると凄いですよね。