2018年6月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.阪神タイガース戦で7回表に2安打目を打たれた時点ですぐに先発のバリオスを下げた横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督の采配について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
【状況説明】
この日、好投していたバリオスは6回まで1安打無失点とほぼ完璧なピッチング。スコアは0-0で7回表の先頭に俊足の植田にヒットを打たれてラミレス監督はすぐに継投に移りエスコバーにスイッチ、結局、そのエスコバーは3失点し継投が失敗する
アナ 横浜DeNAなんですけども、先発のバリオス投手は好投していたんですが、途中でスパッと代えました。
高木 そうですね。大矢さん、代えましたね。
大矢 うん。
高木 これラミレス監督は植田が出塁してバリオスのクイックだと確実に走ってくるだろうと。
大矢 うん。
高木 まあ、続くバッターが福留、糸井と左が並んでいるのもあったんでしょうけども、まあ、一石二鳥を考えての交代だったと思うんですけど、大矢さんはこの場面を見て交代をどう思われました?
大矢 僕はね、ここは点がDeNAもあんまり取れていないので抑えにかかるのならいいと思いました。
高木 はい。
大矢 まあ、ただ、エスコバーは糸井までにするべきですね。右打者の陽川のところから右ピッチャーを出すべきだった。ここは代えて失敗という、監督がいつも責められる場面ですよ。
高木 うーん。ピッチャーの交代は難しいですよね。
大矢 もう成功して当たり前ですから。
高木 だから、陽川を舐めてたというか。
大矢 うん。
高木 まあ、そういう節はあったかもしれないですよねぇ。
大矢 そうですね。まあ、僕は陽川のところで右ピッチャーに代えると思っていました。
高木 なるほどねぇ。やっぱり、ピッチャーの交代って難しいんですよ。
アナ 難しい。
高木 ただ、あのファーストフライを捕っておけば、どうなったか分からないゲームでした。(※陽川が打ち上げたファーストフライを落球してその直後に決勝ホームランが出てしまう)
アナ そうですよねぇ。
以上です。
2安打のバリオスを代えるのは早かったように思います。ファンからしたら納得しにくい采配ではないでしょうか。ここまで早い継投だと先発も納得がいかないということもあるかもしれません。