2018年6月27日フジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.横浜DeNA戦で先発し5回5失点となったものの勝利投手になった阪神タイガースの藤浪晋太郎について元横浜の野村弘樹、ヤクルトで監督をしていた真中満、元ロッテの里崎智也が稲村亜美と共に語っています。

 



【この日の藤浪の投球内容】

5回93球、被安打8、奪三振4、四死球3、失点5

今季2勝2敗 防御率5.17 (6/27の試合終了時点)

 

稲村 打線も凄かったですけど、阪神の藤浪投手が2勝目をあげました。

 

野村 そうですね。今日は5回5失点で苦しみましたけども、何とか2勝目をあげたのは大きいんですけども、僕は開幕から藤浪投手を注目というか気にはしていたんですね。

 

稲村 はい。

 

野村 やはり彼が個人的にも復調しないとこれだけのいいピッチャーなんでね。ただ、まだ2勝目。何とか復調しようとはしていると思うんですけど、今日5回で球数が93球。荒れ球のピッチャーで球数が多いことはあるんですけど。

 

稲村 はい。

 

野村 真中さん、ヤクルトの監督時代に彼が一番良い時を見ていると思うんですけど、その印象と比較して何か違いとか感じます?

 

真中 もともと球種は多いピッチャーではないんですね。もちろん、ストレートとスライダーとフォークなんですけども、今はストレートのコントロールが特に右バッターのインコースにしっかりと投げ切れていないので、どうしてもその辺が甘く入ったり、スライダーに頼ってしまったりとなってしまいますから。

 

野村 うん。

 

真中 まあ、ストレートの精度ですよね。

 

野村 要するに良い時っていうのは右バッターのインコースが使えていたという。

 

真中 そうです。右バッターのインコースしっかり投げ切れていました。今は左バッターだけにインコースを投げられますけど、右バッターへのインコースにしっかりと投げ切れていないので、やっぱりそのへんが苦しい内容になるのかなと思いますけどね。

 

野村 外のスライダーもやはりいい所に決まればいいけど、甘く入れば今日のようにやられるというね。

 

真中 そうです。カウントが苦しくなるとストレートを捨てて、そのスライダーを狙っていくというバッターが多いと思いますので、ストレートの精度が上がればもう少し良くなると思いますけどねぇ。

 

野村 はい。里崎さんはキャッチャーとして藤浪を受けるとすると現状はどういう印象を持ちますか?

 

 

里崎 んー、やっぱりストレートを投げ切ってそこからスライダーというところですけど、もう細かいコントロールは僕がキャッチャーだったら求めないですね。

 

野村 うん。

 

里崎 とにかく、もうど真ん中でもいいから全力で投げてくれたらどうせコントロールが悪いんですから、いい所に散らばるんですよ。

 

野村 なるほど(笑)

 

里崎 そうしたらいい所に来るんで、コースを狙い過ぎるとコントロールが悪くなるんで。

 

野村 うん。

 

里崎 まあ、今日も5失点しましたけど、フォアボールも3つしか出していないので。

 

野村 そうですね。

 

里崎 そう考えれば打たれて失点は藤浪の場合は、そこは別にいいのかなというのもありますし、満塁の場面でもホームゲッツーで投げ込むことも出来ましたから、まあ、ちょっとずつですけど成長は、一回どん底まで落ちたことを考えれば、ちょっとずつでも進歩しているのかなという印象もありますね。

 

野村 まあ、だから、右バッターのインコースという話もありましたけど、ある程度は真ん中に構えて荒れてインコースにいってくれるボールが出てくればもっと良くなるという事ですね。

 

里崎 そうですね。はい。だから、たまたまインコースにいってくれるのでもいいので、そのたまたまいってくれたのを上手く使ってリードしてやると幅を利かせられるようになるかもしれないですね。

 

野村 藤浪自身もあまり神経質にならない方がいいということですね。

 

里崎 そうです。今日も勝っているんでね。上等なんですよ。

 

野村 それで、前回と今日を見ていると表情も良くなっているんですよ。ちょっと復調の兆しが出て来ているんでね。

 

稲村 はい。

 

野村 期待したいですね。

 

 

以上です。

真中は右バッターのインコースを投げ切れないとまだまだだと言い、里崎は気にせずに荒れ球ピッチャーらしくやれと言っています。

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