2018年7月18日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でロサンゼルスドジャースの前田健太と元ロッテの小宮山悟がシーズン開幕前の対談をしております。前半は7月12日に放送された大谷との対決について、後半は前半戦の内容について語っています。

 



大谷との対決

小宮山 「打たれたらシャレにならない」という気持ちは絶対にあったと思う(笑)

 

前田 はい。多分、日本の皆さんに注目してもらえていると思いながら投げていましたし、対決ということで打たれたら相当書かれるだろうなと思ったんで。

 

小宮山 フフフ(笑)

 

前田 まあ、大谷のところだけしっかりいいボールがいっていたので。

 

小宮山 そんなことない。他のバッターにも良かった。

 

前田 まあ、しっかり抑えられましたね。

 

小宮山 そんな中、大谷との最初の打席は三球三振。見事なピッチングでしたけども。

 

前田 まあ、イメージ通りというか、プラン通りというか。

 

小宮山 うん。

 

前田 ストレートをファール、ファールとなったので、低めのボール球を振らせることが出来たらいいなと思って投げたんで、まさか3球目で振ってくれるとは思ってなかったですけど、結果的に早い勝負で終わることが出来たんで。

 

小宮山 うん。

 

前田 今回、見た時に大谷の体の大きさがスゴく印象的だったというか、メジャーの選手と変わらないような体つきだったし。

 

小宮山 デカいもんなあ。

 

前田 はい。雰囲気はスゴくあるなと感じたので、年々バッターとしても良くなってきているのかなとマウンドから感じましたね。

 

小宮山 ゲームが終わって大谷選手のコメントがここにあるんですけど。

 

前田 はい。

 

小宮山 前田健太投手について「1球1球もそうだが、ゲームメイクが上手い」というようなコメントを残しているんですけど。このコメントを聞いてどうです?

 

前田 まあ、ありがたいですね(笑) ハハハ(笑)

 

 

2018年の前半戦を振り返る

 

映像とインタビューが交互にあってナレーションやらもあって文字にすると非常に分かりづらいものがありますのでご了承ください。

 

前田の2018年の前半戦の成績

7勝5敗 防御率3.12

 

前半戦について

小宮山 ここまで前半戦のピッチングを振り返って自己採点は何点ですか?

 

前田 ん~・・・。今は本当にいいですね。80点ぐらいあると思います。

 

小宮山 なるほど。具体的に手応えはどのへんに感じつつありますか?

 

前田 まあ、自分の投球スタイルの確立と、あとはチェンジアップがスゴくいいですね。

 

 

開幕前の対談ではチェンジアップを変えているという話をしていました

それがこちら

 

2018年のチェンジアップの対左打者の被打率

2017年 .262

2018年 .152

チェンジアップの平均の軌道も2018年の方が2017年よりもボール1つ分落ちている

 

 

前田 どうしても最初から低めに僕はイメージして投げていたので、もしかしてその違いがあるのかな。

 

小宮山 なるほど。

 

前田 やっぱり、落ちるというのが僕のイメージの中にあるんで。

 

 

全球種での対左打者の被打率

2017年 .263

2018年 .255

チェンジアップの対左打者の被打率は下げてはいるものの全体的にはほとんど対左打者には2017年とほぼ変わっていないが、小宮山が用意したデータによるとスライダーの対左打者の被打率.111とチェンジアップの被打率.152よりも打たれていない。

 

 

小宮山 我々がイメージしている前田健太のスライダーは左バッターのインサイドの甘めからギュインと曲がってくる。

 

前田 はい。

 

小宮山 このスライダーがキッチリとコントロールされると絶対に打たれない。

 

前田 左のインコースのスライダーがあんまり得意じゃなくて。昔は左打者へのインコースはけっこう投げられていたんですけどね。

 

小宮山 得意じゃないといいうのはどういうこと? 右バッターだといけるということ?

 

前田 右バッターだといけます。大きく曲げられるんですけど。

 

小宮山 でしょ。左打者にはぶつけちゃいけないというのがどこかにあるから、コントロールしようということだよね。

 

前田 はい。

 

小宮山 左打者にチェンジアップを有効に使えているから、そのチェンジアップを生かすために左打者のインサイドにスライダーをぶつけとこうという僕の結論。

 

前田 (笑)

 

 

6/25カブス戦で前田が先発し、左のリゾの打席での投球を小宮山がそのVTRを見せながら語っています

小宮山 リゾみたいにインコースを好きな打者が膝元の球を見逃した後に、次にチェンジアップを空振りするんですけど、ボールがほぼほぼ同じところから抜けていく。

 

前田 はい。

 

 

小宮山はほぼ同じ軌道を辿るスライダーとチェンジアップを続けられればバッターを惑わせることができると言いたい

 

この対談後の7月11日のパドレス戦で左打者のホズマーに対してインコースのスライダーとチェンジアップを投げて打ち取り小宮山が伝授した投球術で結果を出した

 

 

以上です。

後半部分のインタビューの構成は文字にすると分かりにくいですが、小宮山はマエケンに対して色々とデータを示してアドバイスをしてそのアドバイスを見事に実行して勝てているようです。

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