2018年4月16日に関西テレビで放送された「報道ランナー」という番組で不調の阪神のロサリオについて楽天で監督をしていた田尾安志がこんなもんじゃない!と断言しております。関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。
アナ 田尾さん、今の阪神で思うところがあるそうです。こちら。
田尾 うん。
【モニターに『ロサリオ、お前そんなもんじゃないやろ!』と表示される】
アナ ロサリオ選手です。「お前、そんなもんじゃないやろ!」と。
田尾 色んな人にどんなもんですかと聞かれて、これを言ったんですが。
アナ 田尾さんは以前、「ロサリオは26年の解説人生でナンバーワンの助っ人だ」と。
田尾 はい。2月のキャンプで見た時に何の迷いもなく言ったんですけど。
アナ 現状はどうでしょうか。
田尾 ちょっと調子がなかなか上がってこない。
アナ 打率.222、HR1、打点7、三振14はチームワースト。(4/15の試合終了時点)
田尾 今見ていて感じるのは2月の時は自分のミートポイントまでボールを呼び込んで振れていたんですよね。それが今はボールが前にある時に振りにいってる。
アナ あー。
田尾 だから、もう泳がされている。崩されている。そういう形が多いんですよね。
【ロサリオが右方向にヒットを打つ映像が流れる】
田尾 こういうふうに右方向に打っている時のスイングは素晴らしいんですよね。だから、ちょっと意識をそっちに変えてもらいたいんですよね。
アナ ちょっとホームランが欲しいんですかねぇ。
田尾 やっぱりレフト方向に引っ張っていきたんでしょうけども、現状の状態を見れば右方向に狙うっていうのが良いと思うんですよね。
アナ そんなロサリオ選手と先日、直接英語で会話をされたということで。こちらです。
【モニターに会話の内容が下記のように映される】
田尾「アイ ユース トゥー プレイ ハンシン ユー アー No.1 バッター!!(私は阪神タイガースでプレイしていました。私の中で君がナンバーワン)」
ロサリオ「Thank you」
田尾 英語を話せるかと聞いたら話せると言うんで。
アナ 「昔、阪神でやっていた」と。
田尾 はい。
アナ 「あなたがナンバーワンだ」と。
田尾 そう。
アナ そしてロサリオ選手の反応が「サンキュー」と。(普通のトーンでアナは喋る)
田尾 あのね、そんなに軽くないんですね。(田尾がアナに対して手をグッと掴んで握手して心の底から感謝の意を示すように)サンキューという感じです。
アナ ええええ。喜んでらっしゃったと。
田尾 ものすごく嬉しがっていた。ちょっと結果が出ていなかった時期だったんで。嬉しかったみたい。
アナ なるほど。やっぱり落ち込んでいたんですか?
田尾 やっぱり、不安になっていた時期だったんで本当は僕はこうやって打ったらいいんだよと伝えたかったんだけど、もうゲーム前だったんで、それは言わない方がいいと思ってね。
アナ もし、アドバイスするなら先ほど言っていたように右方向という感じで?
田尾 そうですね。そうするとちょっとボールを呼び込めるようになるんですよね。
以上です。
田尾が26年間の解説人生で1番の助っ人と断言していたんですよねぇ。当たらない占い師じゃなければいいんですけどね。それにしても田尾は現場の人間じゃないのに選手に教えようとする人間として要注意人物という話もありますね(笑)