2018年7月31日にNHK総合で放送された「嵐 相葉のグッと!スポーツ」で前ヤクルト監督の真中満が高校3年時の夏の甲子園での思い出みたいなのを語っています。タレントの相葉真紀、お笑い芸人の児島、NHKアナウンサーの小野塚康之と共にて語っています。
真中は栃木県の宇都宮学園の3番として1988年の夏の甲子園大会に出場
甲子園での成績は12打数1安打でイマイチな内容でした
スタジオには甲子園のベンチに似たセットの上に真中が座りながら喋っています
相葉 真中さんは3番バッターだということは必ず初回に打順が回ってきますよね。
真中 はい。回ってきます。
相葉 ベンチにいながら、どんなことを考えているんですか?
真中 まあ、もちろん何とかして打とうと思っているんですけど、まず甲子園って球場の雰囲気が普通と全く違うんですよ。お客さんの入り方とか、看板の豊富さとか、もう舞い上がるような雰囲気なんですよ。
相葉 看板がたくさんありますもんね(笑)
真中 地方球場だとあんまり無いじゃないですか。
相葉 そうですね。
真中 もうすごいんですよ。看板が。
相葉 ハハ(笑)
真中 だから、もうドキドキするというか。
相葉 もうベンチにいる時からソワソワしているんですね。
真中 ソワソワしています。もう落ち着かなくなっちゃうんです。
児島 すげえなとなっちゃうんですか。
真中 そうです。声援とかラッパとか『バババ』っとやっているじゃないですか。あれでもう全然違います。
児島 もう呑まれていますね。
真中 ハハハ(笑)
相葉 ベンチにいる状態から(笑)
真中 だから打てないんですね(笑)
相葉 それで、初回1番バッターが終わりました。
真中 行きますよね。(※スタジオに設置されたネクストバッターズサークルに歩いていきます)
相葉 はい。
真中 ここではね、色気が出てくるんです。
相葉 色気?例えば?
真中 まず、いいところ見せてやろうと。せっかく甲子園に来たんだから、まずはいいところを見せてやろうと。
相葉 うん。
真中 そして、一応、目標はプロ野球選手というのがありますから、ここで活躍したら、もしかしたらプロのスカウトに見られて、そのまま行けたりするんじゃないかと。
相葉 真中さん、違う。ここでは相手のピッチャーを見て、タイミング合わせるとかをやんないと打てない(笑)
真中 そうです(笑) そうでしたね(笑)
相葉 色々と考えている場合じゃないですよ。ピッチャーを見ないと。
児島 確かに。邪念だからけじゃないですか。
真中 ハハハ!(笑)
児島 プロは先の話なんだから、まずはここを集中しないといけない。
真中 ここでホームランを3本ぐらい打てば、プロにそのまま行けるんじゃないか。
相葉 ハハ(笑)
児島 アピールしてやろうと。
真中 アピールしようとね(笑)
児島 小野塚さん、色んな高校球児を見ていると思うんですけど、この子は邪念があるなとか、ちょっと冷静じゃないな、みたいなのはどうなんですか?
真中 それは分からないでしょ(笑)
小野塚 あのね、今、すごく参考になりました。
一同 (爆笑)
小野塚 今まで周りを見ている高校球児は状況をよく見えているんだなと思っていましたけど、本当は違うことを考えている。
一同 (笑)
以上です。
真中は面白い人間ですから、本音で色々と話してくれます。