2018年8月3日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でメジャーで活躍した小宮山悟が打撃不振に陥っている大谷翔平の現状の打撃について色々と分析しています。
【この日の大谷の打撃内容】
8回に代打で登場し三振
シーズン打率.257
アナ エンゼルスの大谷選手、代打で出場しましたが、空振り三振に終わりました。
小宮山 DHで試合に出たときは3打席か4打席立てますよね。
アナ はい。
小宮山 そうなると、悪いなかで自分のバッティングをしようということで、ある程度の形にはなってくるんですよ。
アナ うん。
小宮山 ところが、代打の1打席だと、思うようにならないということで終わってしまうので、どうすることもできないということで本当に大変なんです。
アナ うーん。
小宮山 今日のゲーム展開を見ると、2点差まで詰め寄った8回の先頭打者だったので、三振の仕方が気に入らないんですね。
アナ はい。
小宮山 低めのボールに対応できずに空振りするという。
アナ うーん。
小宮山 何とかしなきゃという思いで打席に立っていると思うんですけど、バットに当てることさえも出来ずに空振り三振したのが気になるんです。それで、ここにきて、右肩が上がっているから、下からアッパー気味に打ってんじゃないのという報道になっているじゃないですか。
アナ はい。
小宮山 それで言うと、低めの変化球をその打ち方で打とうとしても、余計にアジャストできないじゃないかということで。
アナ はい。
小宮山 更に打ち方を見てみると、トップの位置からバットをスイングしようとした時に1回トップが下に落ちちゃうんですね。
アナ はい。
小宮山 普通はトップの位置から真っ直ぐ打ちたいところに手を持っていくのが正しい姿だと思うんですけども、それが打ちにいく時に、下に下がってから打ちにいくという動きになっているので、そうなってくると、益々ちょっとキツくなっていくなと。
アナ でも、このアッパースイング気味というのは、今メジャーで流行りのバレルゾーンとかホームランを狙った打ち方にしているのかなと考えたりもするんですけど。
小宮山 もちろん、その可能性もあると思うんですよ。
アナ はい。
小宮山 でも、そうであれば余計に下に下がることによって、なかなかボールを捉えられないということで、ちょっと時間が掛かるんじゃないのという気がしないでもないですね。
アナ うーん。
小宮山 これが自然にそうなってきているんだったら、そこを直そうということを気付けば何とかなるんでしょうけど、意識的にそうしているとなると、ちょっとどうなんだろうと個人的な感想です。
アナ 早めにホームラン10本いってもらいたいですよね。
小宮山 うん。もうランニングホームランでもいいです。フェンス越さなくていい。
先日はトラウトの真似しているかもしれないから心配ないと言っていたんですけどね
以上です。
下から出ているのは考えてやっているのか、不調でそうなっているのか。