2018年8月5日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦でリリーフ登板し13試合連続無失点中の阪神タイガースの能見篤史について元中日阪神の田尾安志、元阪神ダイエーの池田親興、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの井上清華と共に語っています。
【この日の能見の投球内容】
1回12球、被安打0、奪三振0、四球0、失点0
今季2勝2敗 防御率3.48 (8/5の試合終了時点)
13試合連続無失点を継続中
アナ 阪神が4カードぶりの勝ち越しです。
岩本 そうですね。5回に勝ち越してから5投手の継投で逃げ切りなんですよね。田尾さん、能見がリリーフに回り、そしてここ13試合連続無失点なんですよね。
田尾 もう先発の時とはスピードが違うんですよね。
岩本 はい。
田尾 能見投手とも話もしたんですが、やっぱり1イニングだと思い切っていけるということで、先発の時よりも物凄くボールがキレていますよね。
岩本 はい。池田さん、ベテランになれば、配置転換で自分の輝き方を改めて見つけることもあるじゃないですか。
池田 ですね。先発をやっていってですね、自分に必要とされている結果、勝たなきゃいけないとか、責任の重さとかを背負うようになったら、最初からイニングを長くという意識が出てくると思うんですよ。
岩本 うん。
池田 そういうところから、今は短いイニングで勝負するということで、自分の体の中で新しい発見もあると思うんですね。だから、僕はこれでまた次に先発をするようになっても面白いんじゃないかと思いますね。非常に体が動けていますよ。
岩本 そうですよね。シーズンの終盤になってくると、タイガースは過密日程になっていくじゃないですか。
池田 そうですね。
岩本 そういうところではブルペンに強い左ピッチャーがいるというのは大きいですね。
池田 非常に安心できる勝ちパターンができたんで、大きいですよ。
岩本 田尾さん、監督をしていて、計算のできる左ピッチャーというのは重宝しますか?
田尾 僕の楽天時代は計算できる人いませんでした(笑)
岩本 あっ(笑)
田尾 岩隈がいましたけどね。まあ、あの年は特別でしたけどね。やっぱり、勝ちパターンの時にリリーフでこのピッチャーで1イニングを任せられるという人が何人いるかですよね。それでだいたい計算ができますよね。
岩本 はい。しかも、経験豊富なピッチャーですから。
アナ はい。
岩本 貴重なピースですね。
以上です。
中継ぎ転向でまた良くなってきました。思い切って投げられるからスピードが出まくりです。先発だと打ちごろのピッチャーになっていましたからね。