2018年8月9日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で先発し7回3安打無失点の投球で勝ち投手となり、日ハム先発の堀瑞輝との同い年でドラフト1位対決を見事に制した東北楽天ゴールデンイーグルスの藤平尚真のピッチングについて元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの中田秀作と共に語っています。
【この日の藤平の投球内容】
7回125球、被安打3、奪三振9、四死球3、失点0
今季2勝3敗 防御率4.14 (8/8の試合終了時点)
【藤平のヒーローインタビューの一部】
藤平 (同い年のドラフト1位対決については)とても意識していましたし、負けられないという気持ちで全力で投げました。残り少ないシーズンですけど、しっかりと自分ができることをやって、チームに貢献できたらと思います。
アナ 日本ハムの堀瑞輝との同い年のドラフト1位対決を制した藤平は4月19日以来の勝ちなんですが、試合後に「きっかけになる試合になった」と言っているそうです。
斎藤 あぁ、まあ、きっかけになった試合というのは本編でも言いましたが、ステップアップするために緩急を付ける意味でのカーブの使い方ですよね。
アナ あーはいはい。
斎藤 バッターが予測していないので、簡単に追い込めると思うんですよ。
アナ はい。
斎藤 まあ、高さ的には怖いところに投げてはいたんですけど、やはり藤平というのはストレートが速い、スライダーがいいというピッチャーに見えるので、緩急を使って立ち上がりから勇気を持ってカーブを使っていけば、もっと球数を少なくして、長いイニングを投げられるピッチャーになるんじゃないかなという感じがしますね。
アナ なるほど。
斎藤 それと、点差によっては楽なピッチングをしてしまってフォアボールを出してしまうので、あのへんを注意していけばいいと思います。だから、今日のカーブを4球使ったことによって、きっかけを掴んでいるんじゃないかという気がしますけどね。
アナ 今後ますます楽しみになります。
斎藤 そうですね。
以上です。
藤平が高卒2年目で同い年ドラフト1位対決で意地を見せました。やはりピッチャーには緩急が大切です。藤平はここからまた成長するでしょう。