2018年4月19日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsソフトバンク戦で今季初勝利を上げた楽天の藤平尚真について元中日の谷沢健一、元巨人の松本匡史、元横浜の高木豊とフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。

 

【この日の藤平の投球内容】

7回103球、被安打2、奪三振8、四死球1、失点0

今季通算1勝1敗 防御率1.47

 

 

アナ 楽天の藤平投手は今シーズン初勝利を上げました。

 

谷沢 3度目の先発でやっと初勝利。それでも2017年は3勝しているんですよね。でも、今日の藤平を見ていると真っ直ぐを中心にして特にデスパイネに対して全て真っ直ぐを投げた打席(1打席目)がありましたよね、まっちゃん。

 

松本 全て真っ直ぐですね。

 

谷沢 それだけキャンプを見ていてもオープン戦もそうだけど、ストレートに威力が増してきたよね。

 

松本 そうですね。力のあるボールになってきましたよね。それで却って、変化球も生きて来るという感じもありましたよね。

 

谷沢 うんうん。

 

アナ 今日の藤平投手を好リードした山下捕手の談話なのですが「ストレートを生かすための変化球を増やそうと話していた。いい形で勝てて満足している」と仰っています。

 

谷沢 豊さんね、キャンプとオープン戦を見ているとストレートにスライダーが持ち球だったんですけど、フォークとチェンジアップが加わってきたんですよ。

 

高木 そうですね。球種が増えてきたんですよね。

 

谷沢 増えた。

 

高木 見ているとスライダーにみんな合わないんですよね。なんかすごく抜けがいいと言うか。そんなスライダーですよね。

 

谷沢 今日は山下がマスクをかぶったんだけど、山下というと2017年まではソフトバンクで試合にはそんなに出てないけども。

 

松本 そうですね。

 

谷沢 ソフトバンクのバッターのクセはよく知っているよね。

 

松本 知っているでしょうね。ですから、デスパイネの打席のような同じ球種を続ける配球を上手く使いましたよね。

 

谷沢 うんうん。豊さんね、山下の続ける配球ってのは今は良いけども、そういうのを覚えられた時の対応。

 

高木 あれじゃないですか。ソフトバンク打線が1球1球、狙い球を変えているということじゃないですか。ヒントとすれば。

 

谷沢 そうだな。そういう意味では山下も随分、頭を使った、藤平の球種を生かしたような。

 

高木 そうですね。後輩でしょ?(山下斐紹は習志野高校出身で谷沢の後輩)

 

谷沢 え?自分で言うよりも、豊さんの口から出ないかなと(笑)

 

高木 そうですよね(笑)

 

アナ ハハハ(笑)

 

高木 言いましょう。後輩なんでしょ?

 

谷沢 うん。後輩です。

 

 

以上です。

藤平はやはり大物ですね。これから大エースになりそうな予感しかありませんね。

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