2018年8月21日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦の6回に2アウト満塁の場面で西武先発の多和田から15球粘って同点打タイムリーを打った千葉ロッテマリーンズの岡大海について元横浜の平松政次、元横浜の高木豊、同じく元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
【この日の岡のヒーローインタビュー】
(15球粘った打席については)本当に夢中になっていたので、どういう感じになっているか、自分自身では分からないのが本音です。(同点打については)本当に嬉しかったですし、ベンチの皆さんが盛り上がっていたので嬉しかったです。
アナ ロッテの岡選手は15球粘ってのタイムリーということです。
高木 はい。平松さん、その前の状況がフォアボール、フォアボールなんですよ。
平松 うん。
高木 それで岡を迎えて、それで15球粘られる。ピッチャーはどんな心境なんですか?
平松 いやいや、もう早く打ってくれよって(笑)
高木 だから、けっこういい加減な投球になることはないにしても、多少は甘く投げるというのはあります?
平松 ありますよね。でも、これだけ粘られるとピッチャーもどんどん不利になってきますよね。
高木 タイミングが合ってきたなと感じるもんなんでしょうね。
平松 あるね。
高木 野村さんはどうですか?
野村 もうこうなると、ピッチャーの心理としては何を投げるとかじゃなくなってくるんですよ。
高木 なるほどね。もう組み立てとかじゃなくなってくるんですね。
野村 なくなってくるんで、もうどのボールでもストライクゾーンで勝負していくしかないんですよ。
高木 うん。
野村 あとは根負けしないことしかないんですよね。前に飛ばしてくれと思うんだけど、前に飛ばされてヒットになると余計に腹立つし。
高木 なるほど。
野村 だから、もう気持ちだけは全力でいくしかないんですよねぇ。
高木 バッターも早く前に飛んでくれと思うよ。
野村 そう思うんですか。
高木 かなり消耗するから。
野村 いや、でも、ピッチャーの方が消耗しますよ。
平松 ハハ(笑)
高木 いや、バッターも消耗すんの。
野村 あっ、そうですか(笑)
高木 まあ、そうだよね(笑) 投げる方が消耗するのは確かだよね。
野村 どっちかと言うとね。
高木 まあ、バッターも焦ってくるからね。早く飛んでくれって思うから。
野付 焦ってくるんですね。
高木 そういうこともある。
野村 ほー。
以上です。
15球粘るのはピッチャーもバッターもイヤになってくるでしょうね。