2018年8月30日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島カープ戦で6回裏と8回裏の場面で代打を出すべきかどうかの高橋由伸采配をヤクルトで監督をしていた真中満、横浜で監督をしていた大矢明彦、元中日の谷沢健一がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。

 

谷沢 真中さん、6回のジャイアンツの攻撃で1アウト満塁です。それで、小林に代打なし。8回も1アウト1-2塁で山本に代打なしと。

 

真中 はい。

 

谷沢 真中さんだったらどうしますか?

 

真中 そうですね。まあ、今日は小林がタイムリーを打っていたので、高橋監督も少しそういう覚えがあって、小林を打たせてから代打阿部と思ったんでしょうけど、いくなら最初に阿部をいかせて、今日はゲレーロいましたんで、もう後のことは考えずにもう6回で勝負というのも一つの作戦だったかなと思いますよね。

 

谷沢 うん。

 

真中 ただ、8回裏のゲレーロの場面は、山本が2本ヒットを打っていたので、またそこもちょっと勝負にいきたかったんですけど、いきづらかったのかなという気もしますよね。

 

谷沢 まあ、広島は後ろの方に強いピッチャーがどんどんいますからね。ジャクソンにしてもフランスアにしてもね。

 

真中 そうですねぇ。まあ、難しいところですよね。

 

谷沢 迷う?

 

真中 迷うところですね。

 

谷沢 大矢さん、高橋監督の場合、こういう状態がずっと続いているんですよね。

 

大矢 うん。やっぱり、思い切った手を打つ時は思い切っていくほうがいいと思うんですよね。

 

谷沢 うん。

 

大矢 多分、後で1アウトから代打いってたらなあって思ったりするはずなんです。

 

谷沢 はい。

 

大矢 だったら、代打で勝負した方がいいと思う。

 

谷沢 まあ、だけど、監督として、例えばレギュラーをずっとスタメンで使う。レギュラーだから使い続けたいという思いはない?

 

大矢 僕は今年の巨人ではないな。レギュラーと言える人ってそんなにジャイアンツにはいない。

 

谷沢 うん。

 

大矢 新しく使っている人だとか、チャンスを与えている人が多いんで、僕はやっぱり勝負にいくべきだと思う。

 

谷沢 真中さんはレギュラーに固執することってない?

 

真中 今年の小林に対する高橋監督の対応を見ていると、今日は代打で出さなかったんですけど、今までだとあの場面ならだいたいは代えていますよね。

 

谷沢 うん。

 

真中 今日は前の打席でのタイムリーがちょっと高橋監督を迷わせたと思いますね。でも、あの後の高橋監督の表情を見ていると、代えたら良かったかなあという表情が伝わってきましたよね。

 

谷沢 まあ、とっかえひっかえして気持ちは分かるんだけどね。

 

真中 そうですね。

 

谷沢 まあ、そのへんがジャイアンツの一つの悩みというか、欠点だろうな。

 

 

以上です。

代打を出すべきかどうかは難しいですけど、チームが弱っているとこういう部分がフォーカスされやすいんですよね。

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