2018年10月10日vs横浜DeNAベイスターズ戦の阪神・金本監督の試合後のコメントです。
【試合展開】
阪神の先発は岩田、DeNAの先発はウィーランド。序盤は両チームの先発が無難な足り上がりで静かな試合。4回表に岩田が捕まり3本のヒットを重ねられ1点を先制される。阪神の反撃は6回裏に代打の中谷がレフトにソロホームラン放ち同点とする。更に7回裏に大山の2塁打、陽川のタイムリーヒットで1点を勝ち越す。試合はこのまま最後まで進み2-1で阪神が勝利。スカイAとMBSラジオの野球中継のレポートを参考にコメントを書いています。
【金本監督の試合後のコメント】
―今シーズンでの甲子園の戦いについて
金本 今年勝てなかったので本当に申し訳ない気持ちです。ファンをガッカリさせてしまって申し訳ない。本当に僅かだけど最後勝てたことはホッとしています。
―甲子園で勝てなかった原因は?
金本 やっぱり勝負所。チャンスでのあと一本。バッティングの部分。ビジターではよく打っていたんだけども、大事なところで一本が出なかった。長打力不足がこのチームの課題と言われているけれども、でもそれだけが野球ではないんだけれども、他球団はこの甲子園球場でボンボンホームランを打っている。そのホームランが出ないのは精神力の部分もあるんだろうけども、やっぱりファンの気持ちに応えたいというのをプレッシャーに感じてしまって、それが力みに繋がっている部分、そこもあるのかな。選手一人を育てるのがこれだけ大変なのかということを改めて痛感した。バッター一人、ピッチャー一人にしても潜在能力があってもなかなか伸びてこないのはやはり我々の責任です。
【上記のコメントの前にした試合後のファンへの挨拶】
金本 今シーズン、こういうチーム状態の中、1年間本当に最後まで応援して頂きまして、心より感謝を申し上げます。(一礼をする) 選手たちは本当に開幕から目一杯体を張って頑張ってくれましたけど、私の力足らずのため、こういう結果に終わってしまい、心より謝罪とお詫びを申し上げたいと思います。この悔しさを選手たちは真摯に受け止め、必ず逞しく帰って来てくれるものと信じております。本当に心よりお詫び申し上げます。そして1年間本当にありがとうございました。
以上です。
最後の挨拶をしなかった歴代監督もいるんで金本監督はまだするだけマシな方かもしれません。