2018年10月15日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で中日ドラゴンズの新監督・与田剛の就任会見の様子が流されていました。

 

―意気込み

与田 やはりこの名古屋に、ドラゴンズに帰ってきたいという思いが長年ありましたので、本当に感謝の気持ちと、もちろん不安もありますけどね。自分の力を全て出し尽くしたいと思います。

 

―中日ドラゴンズへの思い

与田 私をプロ野球選手にしてくれた球団ですからね。当時、錚々たるドラフト候補がいる中でこのドラゴンズというチームが私を単独指名してくれたわけですから、その思いというのは一生忘れることはありませんし、何か強いご縁というか、本当に運の強い男だなと思っています。

 

―目指す監督像について

与田 それぞれの歴代の監督さんの良さを思い出しながら、引き継がせて頂きたいなと。その方になるのは当然無理なので、『あ、この時はこういうことをおっしゃられたな』ということを思い出しながら、今の時代と今の選手たちの感性をしっかりと見極めながら、選手たちに合った指導を見つけていきたいと思っています。

 

―恩師・星野仙一の闘将イズムの継承

与田 星野監督は常々選手が最優先ということを仰っていましたし、とにかくじっくり見ろと仰っていました。選手の表情ひとつ、そして選手の満足度を自分の満足度に変えられるように。我々の満足度を選手に求めてしまうとやっぱり差ができてしまうので、選手が少しずつ頑張った満足度を一つずつ認めてあげるというか、そういうことを考えながら見てあげたいなと思います。

 

―6年連続Bクラスに低迷するチームの再建について

与田 まあ、ここ数年、低迷していることは当然分かっていましたし、先発投手が一つでも多くアウトを取っていく。まずそこからスタートしていかなければ、リリーフ投手に大きな負荷が掛かってしまうので、出来るだけいい形でマウンドに上げられるように、やっぱり先発というものもリリーフのためには必要だろうなと思っています。

 

―チームの戦い方について

与田 そうですね・・・。驚かせるチーム。まあ、色んな部分でプロ野球選手というのは簡単にできないようなプレーを見せるのが必要だと思っていますので、一つ一つ走ることもそうですけども、『おぉぉ、凄いな!』っていうことを思ってもらえるような個人の能力を高めて、それを組織として戦えっていけるようなチームにしたいと思っています。

 

―目標は

与田 もうこれは優勝。それだけを目指して戦っていきます。

 

―選手たちに向けて

与田 しっかりと準備をして使ってくれと、使ってもらえるような選手。どんどん自分をアピールして向かってきてほしい。まずは対戦チームよりも、私に向かってきてほしいと思っています。

 

 

以上です。

喋り方が仙一にそっくりな気がしますね。人を動かせるモチベーター系の監督になれそうな気がします。

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