2018年4月29日にTBSで放送された「S-1」という番組で野村克也がこの日の巨人vsヤクルト戦をぼやき解説しています。途中でヤクルトのキャッチャー中村悠平をかなり批判していますよ。
【1回表1アウト1・2塁フルカウントで打者バレンティン】
野村 外国人だから真っ直ぐ待つだろ。真っ直ぐを待ちながら変化球についていく。
【結果、高めのストレートを捉えられ推定155Mの特大HR】
野村 ハッハッハ~(笑) まあ、打たれるのはしょうがないとしても打たれ方だよね。3ボール2ストライクで外国人バッターに真っ直ぐはいかんけどな。完全に真っ直ぐを待っていたね。
【3回裏坂本に2ランを打たれたヤクルト先発石川の異変に気付く】
野村 みんな真ん中にボールが集まっている。バッターからすれば速くもない遅くもないちょうど良いスピードの打ちごろなんだよ。コントロールが乱れるとこうなるわね。石川は危ないよ。
この後、予想通り乱打戦になります・・・
【7回裏、巨人2点ビハインド1アウト満塁で代打阿部】
野村 試合としては面白くなってきたぞ。天才阿部。向こう(ヤクルトバッテリー)だってホームランはイヤだから外角中心の攻めでしょう。
【その打席の初球は外角ではなく真ん中のフォーク】
野村 チッ(舌打ち) 普通に打てばホームランボールだ。
【次の一球で内角要求で阿部がタイムリーを打ちリード批判を展開】
野村 ダメだよ、こんなの。キャッチャーもバカだよ。こんな時に内角に要求するかなあ。ホームランにならんで良かったぐらいだよね。セオリーとしては外角中心でしょう。
【1-3塁の場面で続く小林がセーフティースクイズをするが1塁走者が進塁しただけ】
野村 なんじゃこりゃ。何やってんだこれ(呆れ) イケイケでしょ。負けてるならまだわかるけど追い付いたんだからイケイケドンドンでいかなきゃ。
【2-3塁の場面で次の打者の代打亀井が初球2点タイムリー】
野村 1球目を打たれちゃイカンわ、こんな場面で。バカじゃない、このキャッチャー。もう絶対に打たれちゃいけない『大ピンチの時は最低5球を費やせ』という鉄則があるんだ。1球目に打たれちゃイカンわ。
【このまま逃げ切って巨人が勝利】
スタッフ 巨人打線を売り出すような感じで命名するなら?
野村 気まぐれ打線。安定感がないから。気まぐれだよ。ハッハッハ(笑) 失礼かな?
以上です。
ヤクルトのキャッチャー中村悠平にキツ過ぎますけど、言われてしまうような結果になりましたね。リードのことはあまり分かりませんけど。巨人は気まぐれ打線かどうかは今後の継続性で分かりますね。