2018年11月5日に放送された「関西情報ネットten」で元阪神の赤星憲広が引退したプロ野球選手に対する球団の対応について読売テレビのアナウンサーと共に語っています。
話の流れでFAの話から始まります
アナ 赤星さんはFA権利を取得して一体何が起きたのか。その年に無念の引退だったんですよね。
赤星 そうなんですよ。最悪ですよね。せっかくFA権を取ったのに(笑)
アナ 引退の原因になったダイビングキャッチの映像です。
2009年9月12日の横浜戦でダイビングキャッチをして負傷退場する映像が流れる
赤星 FA権を取ってたのに・・・。
アナ これは実際にFA権を取ったらどうするつもりだったんですか?
赤星 FA権を取って、もちろん違う球団に・・・。
アナ えぇ?
赤星 いや嘘ですよ(笑)
アナ ハハハ(笑)
赤星 FA権を取ったんですけど、FA権を行使するつもりは全くなかったので。
アナ なるほど。
赤星 怪我をしてなくてもFAはしてないです。もう阪神で引退するつもりだったので。
アナ なるほど。そして気になる疑問ですが、2009年に引退されましたけど、球団はその後の進路について相談に乗ってくれるのかどうかなんですけど。
赤星 もちろん色んな選手の立場とか色々あるので、一概には言い切れないんですけど、僕の場合だと、球団の方に「どうする?」とスゴく親身になって考えてくれましたし。あと若くして引退していく選手たちがいるじゃないですか。
アナ はい。
赤星 戦力外通告だったりで。でも、その選手の人柄とかを何年間か球団は見ていて、『あ、この選手は球団に残して仕事をさせてあげよう』というのはあります。
アナ 球団職員になる人もいますよね。
赤星 そうですね。例えば広報だったりね。営業にいく人もいますけど。
アナ はいはい。
赤星 そういう形で残れる選手というのは実際にいますね。
アナ スポーツ選手というのは選手生命がそう長くはないですから、その後の人生の方が長いですもんね。
赤星 そうですね。セカンドキャリアの問題というのはまた考えないといけないことだと思いますね。
アナ 野球選手だとクビだと伝えられて、あとの人生はどうしたらいいとかありますよね。球団が紹介してくれるとうのは、人にもよるということですね。
赤星 人によりますね。
アナ 赤星さんは引退した時にはどうだったんですか?
赤星 僕は突然だったというのもあるので、どうしたいのかというのも考えてなかったので、とりあえずは考えさせてくれということで辞めましたけど。
アナ 辞めて、そのあと奥さん探しに走ったと。
赤星 そう。いや、探せてないじゃないですか(笑)
アナ 探せてない(笑)
赤星 それで僕は今のこういう仕事を選びましたけど、でも本当にどこまで球団が相談に乗ってくれるかというのは大事だと思いますね。
以上です。
赤星クラスの実績があれば安泰です。