2016年にフジテレビで放送された「ユアタイム」のスポーツコーナーの100人が選んだナンバーワン 投手コントロール部門です。ナレーターと選手の語りと共に進行します。
コントロール部門 4位
浅村栄人 調子が悪くても良くてもコントロールはブレないというか。
増井浩俊 キャッチャーの構えたところに吸い込まれていくような。
菊池雄星 えー・・・岸さんじゃないですか。
4位は西武の岸孝弘(10票)。10年間で7度の二桁勝利。全てのボールでストライクを取れて空振りも取れる。まさにこれが岸の真骨頂。
コントロール部門 第3位
倉本寿彦 あんまり甘いところに来ない。なんか打たされてしまうような。
坂口智隆 対戦したくないな~と思います。
川端慎吾 本当に四隅を使って投球していたので。野村ですかね。広島の。
3位にランクインしたのは広島の野村祐輔(11票)。2016年セリーグの最多勝と最高勝率の2冠。野村の持ち味はコントロールと球のキレ。これには2015年の首位打者の川端もお手上げ。
川端慎吾 色んな工夫をしてたというかプレートの立ち位置を変えたりとか。色んなことをして抑えにきてたんで。今年は特にアイツにやられたなあっていう印象。
コントロール部門 第2位
秋山翔吾 どの球種も決め球になるし、カウントを取るボールにもなるし。
鈴木大地 なんか思った通りのところに投げてるんでゲームみたいです。後ろから見ていて。
益田直也 フォアボールが全然ないですし。ロッテの石川投手。
チームメイトも絶賛。2016年パリーグ最優秀防御率のタイトルを獲得したロッテの石川歩(12票)。最大の武器は左バッターの外に逃げるシンカー。2016年の規定投球回に達したピッチャーで1番四球が少ない精密機械のようなコントロールを持っています(2016年の与四球 1位石川22、2位菅野26、3位黒田30)。
ちなみに、各チームのエースが名を連ねる中、西武の栗山が一途に投票している投手がいる。
栗山巧 『ヤバいですね(2011)』、『トップ中のトップ。ナンバーワン(2012)』、『相変わらずコントロールいいな(2013)』、『もう〇〇さんしかいないと・・・(2014)』、『これはずっと変わらないですね(2015)』。
そのピッチャーとは。
栗山巧 いや、コントロールは一人しかいないでしょ、もう。攝津さん。狙った時にそこのコースに来たときの球筋が「そこ狙ってたんや・・・」って感じの球筋なんで。そこを狙ってそこに来たなという球。なのでブレないですね。
コントロール部門 第1位
戸柱恭孝 どの球種もミットの構えたところにいってる気がしますし。
西勇輝 両サイドにしっかり投げきれて。
吉見一起 ダントツで菅野くんだと思います。
堂々の1位は巨人のエース菅野智之(19票)。勝負どころでミスのないコントロール。2016年の防御率は2.01と12球団トップ。まさに球界を代表するピッチャーとなりました。中でも菅野に最も投票したのが25年ぶりに優勝した広島の選手たち(8票中6票)。数字だけ見れば(菅野VS広島 1勝2敗で防御率3.33)攻略してるように見えますが。
新井貴浩 一球一球の球は全て一級品。はい。
鈴木誠也 ストライクと分かってても手が出ないような。ピタっとくる球ですね。ちょっとお手上げですね。
丸佳浩 ほとんど構えたところにいって投げミスも少ないし。尊敬しかないですけども。次に野球選手だったらああいう投手になりたいですね。
1位の菅野のコメント
菅野智之 一番自分自身で意識してやっていることなので。一緒に戦ってる選手から認められたのは本当に自信になります。はい。今年だけじゃ自分自身も寂しいので来年、再来年とまた選んで頂けるように更に磨きをかけて頑張っていきたいと思います。
投手 | 票数 | |
1位 | 菅野智之 | 19 |
2位 | 石川歩 | 12 |
3位 | 野村祐輔 | 11 |
4位 | 岸孝弘 | 10 |
番外 | 攝津正 | 1 |
以上です。
マエケンがメジャーに渡り菅野時代の始まりです。