2018年1月7日に発表された長野久義の広島カープへの人的補償での移籍について笘篠賢治が語っています。

 

アナ 苫篠さん、人的補償で長野久義選手がカープに移籍というニュースが出たんですけど、改めてどんな感想を持たれましたか?

 

苫篠 FAの人的補償でどういう選手がリストとしてあるのかというのは我々には分からないじゃないですか。

 

アナ はい。

 

苫篠 ただ、長野選手あたりがプロテクトされてなかったら獲るんじゃないかというのは前から思ってました。

 

アナ へぇー。

 

苫篠 ジャイアンツはやっぱり年齢と金額という部分でカープは長野選手を獲らないんじゃないかという相手の予想をしながらプロテクトリストを作っていたと思うんですよね。

 

アナ うん。

 

苫篠 そういった中で長野選手でしたね。僕はいくと思いました。

 

アナ これは巨人側からしたら「やられた!」っていう感じなんですか?

 

苫篠 その通りです。間違いなく。

 

アナ へぇー。

 

苫篠 カープの場合もあれだけ戦力の丸を引き抜かれたわけでしょ。そういう中でカープも相手の戦力ダウンを図らないといけないし、チームにプラスになる選手を獲らないといけないわけでしょ。

 

アナ はいはい。

 

苫篠 そうなったら長野を引き抜かれたのはジャイアンツにとっては「まさか」ですよ。

 

アナ やっぱり戦力的にプラスだと思うんですけど、巨人にとっては精神的ダメージは大きいですか?

 

苫篠 それは大きいですよ。戦力のコマで計算に入れながらメンバーを組みますからね。その中で長野が引き抜かれたのは間違いなく痛いと思いますよ。

 

アナ 改めて長野選手はトッププレイヤーなんですが、苫篠さんから見て長野選手はどんな選手ですか?

 

苫篠 長野選手は広角に打てる、勝負強いバッターですよね。そして外野手ということで丸が抜けて若手の争いも厳しくなってきますけど、やっぱり長野選手の場合はスタメンでも怖いし、代打という部分ですよ。

 

アナ なるほど。

 

苫篠 代打で長野を出てくるのは相手もイヤなんですね。

 

アナ はい。

 

苫篠 そうなってくると新井さんが抜けましたから、松山君がスタメンで出るようになると代打のコマがひとつ足りないんですよ。そうなってくると代打でもよし、スタメンでもよし、経験がありということを考えると長野君はやっぱり欲しいですね。

 

アナ なるほど。

 

 

以上です。

この後も色々と語っていましたが3番長野もアリだという話もしていました。

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