2018年3月にテレビ朝日の「ビートたけしのテレビタックル」でヤクルト阪神楽天で監督をした野村克也が一流選手の引退について語っております。息子の野村克則とタレントのビートたけしや東国原英夫、フリーアナの阿川佐和子などが登場しております。
たけし 野村さん、45歳までやったの?
野村 すいません(笑)
一同 (笑)
阿川 さっきVTRに出ていた村田選手とか。(※放送当時は村田修一はどこからもオファーがなかった)
野村 毎年の事ですけどね。あの時期は何とも言えない季節ですよ。
阿川 どうすればいいとかのアドバイスとかは?
野村 どうしようもないですよ。
阿川 村田選手とかは・・・
野村 あそこまで野球がしたいんですね。もういいでしょ。
阿川 もういい。次の人生を考えたほうがいいと。
野村 (無言で頷く)
阿川 松坂大輔選手はどうですかね?(※2018年の開幕前の松坂は引退も考えられるぐらい不安視されていました)
東国原 松坂選手は例年より今年は良いと言う専門家も多いですよね。
阿川 投手としては克則コーチ(克則はヤクルトのコーチをしている)はどう思いますか?
克則 昨年、投げていないのがどうかっていう評価は難しいんですけど、彼の野球に賭ける思いだとか僕もずっと現役でやっていてプロ野球選手はいつまでも選手をやっていたいという思いがあると思うんですよね。だから、その思いで松坂も現役にこだわってやると思うんですけど。同じセリーグなんで活躍されても困るんですけど一野球人としては活躍するところを復活するところを見てみたいなと思いますね。
阿川 野村さんだったら松坂投手をどう評価しますか?
野村 投手というよりも野球界で生き残る、高い評価で生きて行くためには30代に入ったら引退後のことを考えて今日を生きないと。見ている人は見ていますからね。マスコミの人たちが取材に来るでしょ。その時が自己PRのチャンスですよ。そこで「あいつは勉強しているよ。野球をよく知っているよ。」という噂が広がっていく。松坂は引退後のことを考えて発言を十分意識していた方がいいと思いますよ。
阿川 そうですか。
野村 これが野球選手の辛いところで僕もそうですから。ここに良い見本がいるじゃないですか。田舎のテスト生が監督まで行ったんですよ。普段の取材とかインタビューにちゃんと答えていたからですよ。それが評価されているわけですよ。
以上です。
野球を辞めてからの方が人生は長いので現役時代は謙虚にやった方がいいです。