2019年2月19日に読売テレビで放送された『朝生ワイド す・またん』で阪神タイガースの西勇輝がインタビューを受けています。聞き手は読売テレビアナウンサーの森たけし。
もくじ
イニング数が大事
森 イニング数にこだわってるみたいですけど。
西 はい。そうです。
森 今年の数字の目標はあるんですか?
西 180イニングですね。
森 おぉ。
西 やっぱり1試合で7回から8回は投げたいという。それなら25試合でだいたい180イニングぐらいだと思うんで。
森 具体的に何勝というのはないですか?
西 ないですね。
西 それを決めてしまったら、そこが終わりみたいな感じがするんで。
森 なるほど。
2018年の西は援護率ワースト
西 勝てるなら全部勝ちたいし。やっぱり勝ち星というのは打線の兼ね合いがありますし。
森 うんうん。
西 勝ち数は自分ではどうにも左右できない場所だと思っていますので。
森 私はピッチャーは心配してないんですよ。けっこう投手王国だと思ってるんですよ。
西 はい。
森 本当に点が入るかどうかなんですよね。2018年はだいぶ苦しんだピッチャーも多かったと思うんですよね。
西 まあ、去年は自分が12球団でワーストの援護率の無さだったので。それに比べたら他の皆はあるのかなと。
西は2018年の規定投球回に到達した投手17人の中で1試合の平均援護点が2.86と最も少なかったが10勝をマーク。
森 そうですか(笑) ワーストですか!(笑) それはちょっと知りませんでした。
西 はい。なので援護率については阪神のピッチャーが少ないわけではないと思いますね。
森 なるほど。
コントロールの良さ
森 西さんはどちらかと言うと制球力がいい人だという感じですけど、コントロールはどうやって磨いてきたんですか?
西 反復練習です。
森 反復練習。
西 はい。同じ動作の繰り返しなんで。
森 例えば外角低めに投げるなら、ひたすらそこに投げる練習をすると?
西 はい。毎回、目的を持ってブルペンで投げてましたね。
森 要するに反復練習で今の技術を確実にしていくという。
西 はい。精度を上げていきたいですね。
広島巨人だけがライバルではない
森 特に西さんにお願いしたいのは巨人と広島に勝ってほしいですね。なんせあそこに勝ち越せないんですよね。
西 うーん。
森 そこに勝ち越さないとやっぱり優勝が見えてこないと思うんですよ。
西 いや、どこのチームにも勝ち越さないといけないと思っているんで、やっぱり全部に絶対勝つっていう気持ちでいかないと。
森 でも、広島巨人に勝ち越せるようであると、他にも勝ち越せると。
西 その気持ちで全部いけばいいと思います。常に。
森 なるほど。
巨人・菅野について
森 セ・リーグのバッターはどんな人と対戦してみたいですか?
西 あんまりそういうのはないですね。
森 ないんですか。
西 はい。ピッチャーだったら菅野さんと投げ合いたいですね。
森 菅野さんとは一緒に自主トレやってましたよね。
西 そうですね。
森 あの人スゴいですねぇ。
西 スゴいですね。
森 我々阪神ファンは早くメジャーに行ってもらいたいんですけど。
西 ハハハ(笑)
森 だって日本球界では、もうええんちゃう?って感じじゃないですかねぇ。
西 うーん。自分自身がもし言えるとしたら、早くメジャーに行って活躍してる菅野さんを見たいですね。
森 そうですよね。私もそうなんですよ!
西 ハハ(笑) それは阪神に有利だからじゃないですか?(笑)
森 いやいや、私もメジャーで活躍している菅野さんを見たいという一心なんですけどね。
以上です。
過去6年で5度の規定投球回をクリアしているので安定感があります。