2019年4月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で11奪三振で粘りのピッチングをしていた中日ドラゴンズの大野雄大と加藤匠馬について元横浜の野村弘樹、元横浜の斎藤明雄、元中日巨人の井端弘和がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
この日の大野の投球内容
6回113球 被安打5 奪三振11 四球3 失点2
井端 斎藤明雄 野村弘樹の解説
アナ 井端さんは気になったことがあるんですよね。
井端 そうですね。先発の大野なんですけど、その前の先発の時もアウトコースを狙ったのがどうしてもど真ん中やら真ん中に集まってしまうんでね。このへんはキャッチャーに経験がないとはいえ、そのへんはキャッチャーが見極めて右バッターの外へのいいツーシームがあるんですけど、それを投げるとかね。インコースの真っ直ぐはほとんどキャッチャーが構えていたところに投げ込めていたので、やっぱり外を狙うときはピッチャーもそうなんですけどキャッチャーも注意してリードしないと。ビヤヌエバにやられた一発みたいなのは前回でもやられましたし、今日もやられているんで注意しないといけないと思いますね。
野村 斎藤さんはどう思いますか?左バッターのときもアウトコースの球が中に入るシーンがありました。
斎藤 多分、目標がボヤーっとしてると思うんですよ。キャッチャーの構えた所がね。
野村 うんうん。
斎藤 これはキャッチャーの責任じゃないと思うので、やはりピッチャーが目標に対してどこを目標にするかを決めていけばいい。極端に言えばピッチャーから見てキャッチャーが右膝へのラインを見て投げないとダメだとか。(※ここ言ってる意味がよく分からなかったのでこんな感じで続きます)
野村 うーん。
斎藤 もしくはライン、膝に引っかかってしまうと井端さんが言われるように真ん中に投げてしまうというのがあるので反対にそうならないためにはそれよりちょうど左バッターの足下ぐらい落ちるようにボールを投げればいいかなという感じがしますね。
野村 だから目標の作り方ですよね。
斎藤 そうですね。だからバックネットに目標ポイントを決めて、あの辺だったらここへ行く、この辺だったらここへ行くというのを見つけるのも大事だと思いますけどね。
野村 はい。
斎藤 あれだけ踏み出した足が突っ張ってるとコントロールしにくいかなという感じが見ててしますよ。
野村 ただ、右バッターにはクロスに入るボールがいいだけにね。
斎藤 いいのに外にはいい球がいかないのかはどうしてもひっかけ気味のボールになってるからだと思うんですよね。
野村 はい。
斎藤 キャンプではバッターが立ってないからああいうことはなかったと思うんですよ。そういうつもりで投げないとアウトコースへのコントロールはつかないと思いますよ。
野村 まあスピードボールを持ってるだけにもう少しライン出しができると幅が変わってくると思うんですけどね。
以上です。