2019421日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日の広島カープ戦で横浜DeNAベイスターズはオープナーを初めて試みましたがうまくいきませんでした。このことについて元横浜の高木豊、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

高木豊、岩本の解説

この日のDeNAの継投
四死
国吉1(30球)524
砂田1(30球)312
京山4(57球)130
エスコバー2(37球)121

 

アナ DeNAは広島に敗れて5連敗です。

 

岩本 はい。国吉が今シーズン初のオープナーという起用でした。豊さん、これファイターズに続きDeNAもとうとうオープナーと謳って国吉をマウンドに上げましたよね。

 

高木 はい。まあオープナー自体はいいと思うんですけど、国吉が先発ということで、これ調整方法が変わるでしょ?

 

岩本 変わります。

 

高木 例えばその日の調整方法も。

 

岩本 はい。

 

高木 例えばリリーフだったら最後まで練習をやって、上がって着替えてという流れじゃないですか。

 

岩本 そうですね。

 

高木 でも先発だったら、先発の用意があるから早くに上がる。こういうリズムってどうなの?

 

岩本 いや、まさにその部分だと思いました。中継ぎでフル回転できているそのピッチャーが先発ピッチャーに回り、これだけ失点して自分を見失うようなピッチングになるということは、多分試合前から時間を持て余してしまい、変な感覚のままマウンドに上がったんじゃないかと。

 

高木 だよね。

 

岩本 普段通りじゃない国吉がいたのかなと思うんですけどね。

 

高木 だから先発の準備で何か本当に余計なことを考えてんのかなって思うよね。

 

岩本 はい。であれば今日は5イニング以上投げるぞとか、先発ピッチャーの役割でいくとか。

 

高木 いや、ただ、もう投げるイニング数は前もって言われているでしょ。オープナーだったら。

 

岩本 あぁ。でも、日本の野球では前例もないので難しい部分がありますよね。

 

高木 うん。

 

岩本 今後どのチームがこれをものにするのかというのも見所の一つですね。

 

アナ そうですね。色々試してみて色んな戦略が見つかるかもしれませんよね。

 

岩本 そうですね。

 

 

以上です。

日本でオープナーが定着するのも見てみたいんですけどね。
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