2019年4月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で先発し、5安打に抑えプロ入り初完封の阪神タイガースの青柳晃洋のピッチングについて元横浜の平松政次、元南海阪神の江本孟紀、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
この日の青柳の投球内容
9回129球 被安打5 奪三振6 四球2 失点0
今季2勝2敗 防御率1.89(4/29の試合終了時点)
青柳のヒーローインタビューの一部
青柳 終盤からストライク先行でどんどん勝負できたんで。初回と2回と先頭にフォアボールがあったんですけど、ストライク先行で勝負できたのが良かったのかなと思います。今はいい流れで来てるんで、このまま本拠地に帰れるんで、連勝連勝で首位狙って頑張っていきます。
平松、江本、大矢の解説
アナ 阪神が中日に勝利。青柳投手、見事なピッチングでした。初完投、初完封です。
平松 そうなんですよ。初完封ですからね。よく一人で投げさせたなと思うしね。
アナ はい。
平松 特徴はボールがスゴく強いです。しかし、適当に荒れるんですよ。これが打ちづらいというね。
アナ なるほど。
平松 江本さん、よく2対0で完封させました。
江本 いやね、昔の野球に帰ったのかなと。
平松 おぉぉ(笑)
江本 普通は9回表の満塁のチャンスの青柳の打席で代打送るよ。あれで最後まで投げさせるというのは我々の時代がそうだったもんね。勝つまで投げるみたいな。
平松 そうですね。
江本 潜在能力あるんですよ。だからもっと完投させないと。
平松 大矢さん、信頼があるから2点差でも投げさせたんだよね。
大矢 そうですね。やっぱり一人前にしたいピッチャーだったんでしょうね。
平松 そうでしょうねぇ。
大矢 だからあのままバッターボックスに立たせた。まあ、こういう風にやっていくとピッチャーは育ちますね。
平松 そうでしょうね。
江本 去年より下半身が安定してる。去年は投げた後に下半身がグラグラしてたのよ。今日なんかはカチっとしてたもんね。
平松 うーん。
大矢 このピッチャーね、ピンチになると意外とダブルプレーが取れるんですよ。
平松 はいはい。
大矢 フライで打ち取るが多いのかなと思ったりするんだけど、ゴロアウトが多い。
以上です。