2019年4月30日に読売テレビの『朝生ワイド す・またん』でプロ入り初完封の阪神タイガース青柳晃洋についてアンダースローレジェンド山田久志が読売テレビの若手アナウンサーと森たけしと共に語っています。
もくじ
青柳の投球について
アナ 青柳投手、良かったんじゃないですか?
山田 青柳はやっぱ成長してるわ。ハッキリと分かる。
森 いいですねぇ。
山田 簡単にフォアボールを出さなくなったしね。
アナ 昨日はフォアボール2つでしたね。本当にフォアボールで崩れるという感じがしませんよね。
山田 それとね、もう高めは投げなくなったね。全部低め低めでね。
森 そうですね。それで球速が144キロぐらい出てましたよね。
山田 出てたね。
森 力がありますよね。
山田 段々と自信をつけてきてますね。
森 良かったです。
アナ 左バッター、右バッター、共に抑えてますね。
山田 今はまだそんなに研究されてないからね。
森 ボチボチ他球団もマークしてきますわね。
山田 ただ、今のままでいい。変える必要はないね。
森 外国人選手はああいうスタイルのピッチャーに慣れてないですよね。
山田 慣れてないしね、ビシエドはまず青柳を打てないね。
アナ そのビシエド選手なんですけど阪神戦で打ったら中日が勝つ、打たなかったら阪神が勝つという試合を今シーズンはしています。
ビシエドが打点なしなら阪神勝利 | ||
4/12 | ● | ビシエド2ラン2発 |
4/13 | ● | ビシエド先制タイムリー |
4/14 | 〇 | ビシエド2安打(打点なし) |
4/27 | ● | ビシエド逆転3ラン |
4/28 | 〇 | ビシエド4打席無安打 |
4/29 | 〇 | ビシエド4打席無安打 |
森 4月27日の試合は西さんが打たれたビシエドの3ランが痛かったですね。
山田 阪神の矢野監督もビシエドが怖いのよ。
なぜ青柳を打席に立たせたのか
アナ 9回表の2点リードの場面の満塁のチャンスで青柳選手をバッターボックスに立たせましたよね。それで9回裏に続投したと。
山田 びっくりしたね。
森 代打出してもおくしないですもんね。
山田 代打を出してダメ押しして、最後は抑えのピッチャーがいるんだから普通はそうだよね。なぜここで代打を送らなかったかと考えたらビシエド対策なんですよ。
森 9回裏にビシエドまで回るから。
山田 回るし、青柳ならビシエドを完全に抑えてくれる。他のピッチャーよりも青柳なら抑えてくれるっていうことですね。
森 なるほど。
山田 監督矢野じゃなくてキャッチャー矢野の考えであそこは続投させたね。
森 ビシエドを抑えるのは青柳君だと。良かったですわ。
アナ 青柳選手、今年は何勝ぐらいいくでしょうか?
山田 まだ分からんよ。でも、この完封というのは青柳の野球人生の中でずーっと残っていくものだね。素晴らしい。
以上です。