2019年5月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で東北楽天ゴールデンイーグルスの攻撃で2回表に見せた辰己涼介のバント、そして7回表に見せたオコエのバントについてヤクルトで監督をしていた真中満、元巨人の松本匡司、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
シーン
辰己のセーフティバント
2回表の同点の場面で1アウト1-3塁で3塁側にセーフティスクイズを決めて処理をしたアルバースは1塁に悪送球を誘う。
オコエのバント
7回表の同点でノーアウト1-2塁の場面で3塁側にバントをし、普通にセーフティバントを決める。
岩本、松本、真中の解説
アナ 楽天が20安打の猛攻でオリックスに勝利しました。
岩本 今日はその20安打のうちの2本のヒットにフォーカスしたいと思います。まずは辰己のセーフティバント。松本さん、なかなか小細工の利くルーキーですよね。
松本 そうですね。こういう小細工が利くと、どんどん試合に使ってもらえて自分も生きてきますよね。
岩本 これセーフティスクイズになっているんですけど、ピッチャーも焦って守備がクシャクシャになってしまうぐらい(笑)
松本 やっぱり足が速いというのが頭にあるんでね。
岩本 焦りますよね。
松本 うん。
岩本 そしてもう一つのバントヒットがオコエです。真中さん、これ完全にルーキーの辰己に刺激を受けてますよね。
真中 そうですね。まあ普通の送りバントだと思うんですけど、結果的に非常に上手いセーフティバントになりましたよね。
岩本 はい。これどうなんでしょう。バントでバットに当たった瞬間に「ええ感じ」となって自分でも生きようという意識になったんでしょうかね。
真中 転がした瞬間にだいたい分かりますね。「これはヒットだな」とか。
岩本 初めは送りバントの気持ちだったんですかね?
真中 今のケースは少し送りバント気味なんですけど、転がった瞬間に切り替えて。でも、もちろんファーストには全力で走りますから、結果的にヒットになったということでしょうね。
岩本 なるほど。イーグルスの外野手争いは見所たっぷりですね。
以上です。