2019年6月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で首位決戦を3連勝した東北楽天ゴールデンイーグルス。この試合での小刻みな継投についてヤクルトで監督をしていた真中満、元日ハムの岩本勉、元中日巨人の井端弘和がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
継投 | 投手 | 回 | 球 | 安 | 失 | |
勝 | 美馬 | 6 0/3 | 96 | 3 | 1 | |
7回 | H | 高梨 | 1/3 | 5 | 0 | 0 |
7回 | H | 青山 | 2/3 | 4 | 0 | 0 |
8回 | H | ブセニッツ | 1 | 11 | 1 | 0 |
9回 | S | 松井 | 1 | 16 | 0 | 0 |
アナ 7回のピンチを見事に切り抜けて、楽天はソフトバンクとの首位決戦を見事に3連勝となりました。
岩本 そうですね。ここで先発ピッチャーと、そしてリリーフピッチャーの色んな心の動きが見えたんですよね。
アナ はい。
岩本 井端さん、先発の美馬が自分で作ってしまったピンチですよね。(※7回表、楽天2点リードで無死満塁で先発美馬からリリーフに交代)
井端 そうですね。ここではインサイドを厳しく突いてダブルプレーを取りたかったところで松田にデッドボールで無死満塁になったんですよね。ここで平石監督は思い切って代えましたよね。
岩本 でも思い切って代えたのはいいんですけど、無死満塁で出ていく高梨。ここでの高梨の心境ってどうなんでしょうかね?
井端 やっぱりフォアボールもダメですし、デッドボールもダメですし。そこでキャッチャーもインコースを構えていたんで、そこに投げ切れるだけの実力と気持ちがあったのかなと思いますけどね。
岩本 そうですね。満塁でインコース要求はピッチャーには物凄くプレッシャーがかかりますよね。
真中 でも満塁でいった時点でランナーを気にせずに自分のピッチングという考えになりますよね。もうあの場面では考えてもしょうがないですもんね。
岩本 その開き直りは青山には見えましたね。
真中 そうですね。
岩本 そこでキッチリとダブルプレーでした。
以上です。