2019年6月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で3点差リードの場面でサイクル狙いで3塁に暴走をしてしまった横浜DeNAベイスターズの神里和毅について元横浜の野村弘樹、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元中日巨人の井端弘和がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
神里のヒーローインタビューの一部
―サイクル安打王手となった4打席目
神里 点差も3点差だったので塁に出てチャンスを作れればいいかなと思っていました。最初は止まろうと思ったんですけど、ちょっとモタついている感じがあったので、そこで行こうと思って狙っていきました。
―ファンに向けて
神里 明日も勝って、連勝を伸ばしていけるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします。
笘篠、井端、野村弘樹が語る
2打席目 レフトホームラン(打点1)
3打席目 ライト前ヒット
4打席目 センター2塁打
5打席目 レフトフライ
シーズン打率.329(6/11の試合終了時点)
4打席目にサイクル達成の3塁打を狙いタッチアウト
アナ 神里選手の活躍もあってDeNAがロッテに勝利して3連勝です。
野村 今日の神里は4安打でよく打ってはいるんですけどね。笘篠さん、あの4打席目の3塁までの走塁はいかがですか?
笘篠 すいません。中央大学の後輩が。
野村 厳しくお願いしますね(笑)
笘篠 フォローをしてやるならば、行こうとする気持ち、3塁を狙おうとする走塁は買ってやります。
野村 はい。
笘篠 だけど、3点差ってワンチャンスでひっくり返される点差なので、あそこは冷静になって止まらないとね。これは自分の記録のためにやっていると言われてもしょうがない。そういった事をしていたら勝ちに結び付かない。ここは自重するところですね。
野村 まあサイクル安打狙いとはいえ、あそこは我慢して2塁で止まっておくべきですよね。
笘篠 はい。
野村 井端さんはどうですか?
井端 塁に出るのが仕事というのは分かっているとは思うんですけど、それと行動が伴わなかったなと。
野村 はい(笑)
井端 まあ2塁に行っても3塁に行っても足が速いんでワンヒットで帰ってこれるんでね。あそこは冷静にストップだったんじゃないかなと思います。
野村 そうですね。僕も2塁で止まってほしかったですね。サイクルがかかっているんで気持ちは分かります。
アナ はい。
野村 ただ、チームのことを考えると3点差で試合がまだ分からないところですからね。そこは勝って兜の緒を締めるということで反省してほしいですね。
以上です。