2019年7月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で勝利し連敗を10で止めた東北楽天ゴールデンイーグルス。先発し故障明けの投球ながらナイスピッチングをした則本昂大について元横浜の野村弘樹、中日で監督をしていた谷繁元信、元中日巨人の井端弘和がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
則本のヒーローインタビューの一部
―6回無失点の投球
則本 最高です!
―チームは10連敗中
則本 とにかく僕が連敗を止めてやる、という気持ちでマウンドに上がりました。
―見事な復帰登板
則本 自分のいる場所はここだなと思いましたし、この先フル回転するために手術を受けたんで、これからはバンバン飛ばして勝っていきたいと思います。
野村弘樹、谷繁、井端が語る
10連敗を止める復帰登板で今季初勝利!
アナ ヒーローインタビューの時にファンも泣いていらっしゃる方もおられましたし、それだけ則本選手は大きい存在ですね。
野村 そうですね。改めて谷繁さん、手術明けの初登板ということもあるんですけど、以前と何か変化みたいなのはありました?
谷繁 「則本=気合」みたいなピッチングじゃないですか。
野村 はい。
谷繁 だけど、今日は冷静に投げている。本人が言っていたように連敗を止めるという燃えるものは持ちながらも、なにかフォームを確かめながらも、そして大人の投球をする則本を見た、という今日のピッチングだったかなと僕は感じましたけどね。
野村 なるほど。井端さんはどう感じましたか?
井端 谷繁さんがおっしゃったように則本といえば、真っ直ぐで押して押して最後にフォーク、そして表情も負けん気の強さをマウンドで見せるんですけど、今日はあんまりそういうものを見せずに投げていたんですよね。そういうものをもっと見せるようになったら本来の則本になってくるのかなと思いますけどね。
野村 はい。
井端 まだ復帰初登板なので、本人もまだ手探りのピッチングなのかなと思いますけど、そのへんが出て来たときには完全に復活かなと思いますけどね。
野村 なるほど。これから奪三振ショーが見れるようになるかもしれませんね。
アナ 見たいです。
野村 そうですね。
2打席目 レフト2塁打
3打席目 ライトフライ
4打席目 ショートゴロ
シーズン打率.280(7/9の試合終了時点)
17打席ぶりのヒット!
アナ そして打っては浅村選手が大活躍で2安打でした。
野村 井端さん、やっぱり4番が打つというのはチームにとっては大きいですかね。
井端 そのように打順を組んでいると思うんでね。その結果、タイムリーとかヒットが出てくるとチームはいい方向に行くんじゃないかなと思いますけどね。
野村 谷繁さん、やっぱり今日はエース則本が戻ってきて、そして4番が打つということで連敗止めるにはいい勝ち方をしたように思うんですけど。
谷繁 そうですね。よく昔から「エースと4番」ということでチームを支えるのはその2人だと言われるじゃないですか。
野村 はい。
谷繁 その2人がやっと揃いましたよね。
野村 苦しんだ分、また明日からやっていけますね。
以上です。