2019年9月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で驚異のツイスト打法を見せた読売ジャイアンツの丸佳浩について元中日の谷沢健一、元ロッテの里崎智也、楽天で監督をしていたデーブ大久保がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 首位巨人がDeNAに勝利し優勝マジックを7に減らしています。
大久保 直接対決で巨人が勝ったというゲームだったけども、やっぱり左バッターのレジェンドの谷沢さんにお聞きしたいんですが。
谷沢 はい。
大久保 丸のバッティングの解説をお願いします。
谷沢 このツイスト打法というのは解説が難しいんだけども、ピッチャー寄りの腰って開いていくじゃない。
大久保 はい。開かなきゃ打てないですしね。
谷沢 うん。それを開きを止めるんですよ。開きを止めて腰をキャッチャーの方へ回ってるんですよね。
大久保 ティーバッティングでこういう打ち方の練習しますよね。
谷沢 うん。それでバットが出ていく。腰を完全にブロックしている。
大久保 そうですね。これはヘッドスピードを上げようとしてるんですか?
谷沢 ヘッドスピードを上げようとするのと、体の開きを抑えるのと、ボールを自分の目の前まで、おへその前まで引き付けるというね。
大久保 なるほど。
谷沢 そういう効果がある。だから少し調子が落ち気味の時にはこういう手を使うことがありますよ。あんまりやりすぎると腰を痛めたりするけどね。
大久保 なるほど。里崎さんはいかがですか?
里崎 僕と戦っていた引退する田中賢介とかもツイストですよね。
大久保 うんうん。
里崎 2005年ぐらいから球界でけっこう流行ってきた打ち方ですよね。右の僕には出来なかったですね。
大久保 右はやらないですよね。
里崎 はい。
谷沢 でも、やってなかった?里崎さんはキャッチャーのミットを叩くぐらいで打ってたよ。
里崎 そうですか?
谷沢 うん。
里崎 じゃあ・・・よく分かんなかったですね。
一同 (笑)
里崎 天才型だったのかもしれませんね(笑)
谷沢 うん。ポイントを近付ける天才だよな。
以上です。
谷沢の解説では打つポイントを限りなく近付けることがツイスト打法なのかなと思います。