2019年9月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦のシーズン最終戦で逆転でクライマックスシリーズに出場を決めた言動力となった阪神タイガースの鉄壁の投手陣について元南海阪神の江本孟紀、元横浜の平松、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
9/22 〇 3-0 望月-能見-ガルシア-岩崎-島本-ドリス-藤川
9/24 〇 5-0 青柳-ガルシア-岩崎-ジョンソン-藤川
9/28 〇 7-0 西-岩崎-ドリス-島本-守屋
9/29 〇 6-3 メッセ-高橋遥-ガルシア-岩崎-ドリス-ジョンソン-藤川
9/30 〇 3-0 青柳-島本-高橋聡-岩崎-ジョンソン-藤川
6連勝中の失点は9/21の西と9/29の藤川のみ
アナ 阪神が最終戦で中日に勝利し逆転クライマックスシリーズの出場となりました。先発の青柳投手のあとのリリーフも無失点リレーでした。
平松 ですね。先発ももちろんいんだけど、最後の6連勝は延べ32人投げて無失点リレー。6連勝中で点を取られたのは9/21の西と9/29の藤川。あとは全員が抑えたと。江本さん、投手陣がこんなに頑張ると勝てるゲームになりますね。
江本 そりゃ当然ですよね。今シーズンのチーム成績を見ると、得点が一番少ないとか防御率が一番良くて失点が一番少ないとか。
平松 はい。
江本 そういうことで考えるとリリーフが最後に頑張ればこういう戦いになると思うんですけど、シーズンを通すとこれじゃダメです。
平松 ちょっとこの戦い方ではシーズンもたないですよね。
江本 これでは無理。だからこれをどうするかというのは来年の問題でしょうね。
平松 デーブね、これだけの投手には素晴らしいメンバーがいるじゃないですか。
大久保 はい。
平松 自分の力を発揮すればこれだけいい戦いができるということは、CSで相手するチームは非常に怖いですよね。
大久保 バッティングコーチでこの投手陣を相手にするとなると、なかなかしんどい。リリーフが3イニングとか投げてくれるぐらいだと突破口がありそうだけど、1イニングだけのピッチャーを攻略するとなると点を取るのが少なくなっちゃいますね。
平松 そうなんだよね。今日は先発の青柳が降りたらリリーフは大体1イニングずつですからね。これは相手からするとなかなか攻略するのは難しいですよね。
江本 うん。でもね、CSの功罪ですよね。1位狙いじゃなくて3位狙いだからできた戦略かもしれないからね。もっとシステム的にも考えないといけないですよ。
以上です。