2019年10月23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で東北楽天ゴールデンイーグルスを退団することになった嶋基弘について元中日の立浪和義、元日ハム阪神の片岡篤史、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの衛藤美彩と共に語っています。
通算1402試合 率.242 本26 点311 盗刺37
衛藤 野球協約の減額制限のダウン提示を受けていた楽天の嶋基宏選手が退団。そして自由契約となりました。
真中 嶋選手は13年目で楽天をキャッチャーで引っ張ってきたんですが、条件が合わずに他球団でのプレーを模索するということなんですけど、立浪さん、ちょっと寂しい感じがあるんですけども。
立浪 ただまだ若いですからね。違う球団でやってもらいたいですし、自由契約でそういうチャンスがあるわけですから。
真中 そうですよね。片岡さんの嶋の印象はどうですか?
片岡 ルーキーの時から非常に試合に出てましたし、東北の地震の時の彼のスピーチというのは非常に心に残るものがありましたよね。
真中 そうでした。
片岡 その楽天を捨てて、キャッチャーというポジションですから欲しい球団はたくさんあると思いますね。
真中 そうですね。プレー以外にも色んなアドバイスも含めて戦力になるんじゃないかと思いますけどね。
片岡 そうですね。
真中 ちなみに嶋を調査している報道された球団がヤクルト、中日、ロッテとあります。どこが一番嶋を欲しがりますかね?
立浪 この3チームはどこも欲しがるでしょうね。まあスタメンでももちろんですし、勝負強いバッティングがありますからね。そこも捨てがたいと思います。
衛藤 嶋選手の退団会見では「チームがCSを戦っている中で、戦力として見られていなかった。プロ野球人生は一回しかないし、勝負したい気持ちは非常に強い。正捕手ではないから出て行くのではなく、本当に必要とされる球団でやりたい」というコメントをしていました。
真中 これは選手の権利ですからね。減額制限の25%ダウンを不服とするなら、退団してもいい。そして自由契約となり他球団と交渉ができるということなので、そういう選択を嶋がしました。
以上です。