2020年9月19日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初登板、初先発となった東北楽天ゴールデンイーグルスの瀧中瞭太のピッチングについて、そして全得点に絡んだ鈴木大地について元巨人の斎藤雅樹と元横浜の高木豊がタレントの井森美幸と共に語っています。
瀧中を語る
今季0勝0敗 防御率1.69(9/18の試合終了時点)
堂々のデビュー戦!
井森 楽天が接戦を制してソフトバンクに勝利しました。斎藤さん、今日の熱視線はどちらでしょうか?
斎藤 やっぱり瀧中投手ですね。大学・社会人ということでスゴく落ち着いて投げてたなという印象なんですよね。
井森 はい。
斎藤 今日は三振が1つだけなんですよ。という事は打たせて取るという投球スタイルだと思うんですよね。
井森 うんうん。
斎藤 左バッターにはカットボールで詰まらせて、右バッターにはチェンジアップですね。非常に落差のある変化球を持っていて内容のあるピッチングをしてましたよね。
井森 なるほど。今後勝ち続けていくためのヒントや課題みたいなのはありますか?
斎藤 今日のピッチングはデビュー戦としては100点ですよ。ただ課題を挙げるとしたら6回ですね。
井森 はい。
斎藤 先頭の周東にフォアボールを出したんですね。これが唯一のフォアボールなんですね。
井森 えぇ。
斎藤 やっぱり周東というのは足が速いですから、このフォアボール1個が2塁打になっちゃうんですね。案の定、次のバッターの時に走られますし。こういうところでピンチを広げたので非常にもったいなかったなという感じでしたね。
井森 うーん。
斎藤 もしそういうのがなくなっていくと、今日は勝ちが付いたかもしれないんですよね。
井森 なるほど。
鈴木大地を語る
7回表 勝ち越し点に繋がるヒット
9回表 追加点のランナーとして出塁
井森 そしてもう一つ熱視線があるという事なんですけど。
斎藤 やっぱり鈴木大地選手ですね。
井森 はい。
斎藤 今日の楽天は3点取って勝ったんですけど、3点ともに鈴木大地が絡んでくるんですよね。1点目は3回表に1アウト2塁から先制タイムリーですよね。
井森 うんうん。
斎藤 そして7回表には同点の場面でノーアウト1塁から繋ぎのヒット。これも2ストライクからですから粘って繋いだんですよね。
井森 えぇ。
斎藤 そして9回表には先頭バッターとしてフォアボールを選んで追加点のランナーとして出塁したんですよね。
井森 本当にいい場面で心強いバッターですよね。高木さん、どうですか?
高木 彼はサードもやり、ファーストもやり。
井森 はい。
高木 これ右と左でポジションによって見える角度が違うんですよね。その中で打率3割2分9厘ですからね。素晴らしいですよね。
井森 そうですよね。
高木 それと複数ポジションをこなせるから本当に便利な選手。
井森 ユーティリティですよね。
高木 そうですね。
以上です。