2020年9月21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で4安打を放ち勝利に貢献した中日ドラゴンズの平田良介について元南海阪神の江本孟紀と元巨人の松本匡史がフジテレビアナウンサーの大村晟と共に語っています。
2打席目 センター2塁打(打点1)
3打席目 センター前ヒット(打点1)
4打席目 レフト前ヒット
シーズ打率.212(9/21の試合終了時点)
1年ぶりの4安打!
アナ 中日はヤクルトに勝って3連勝。先発の勝野投手に白星を援護したのが、今日1年ぶりに1試合4安打の固め打ちだった平田選手だと思うんですけど、その平田選手は今シーズンは非常に苦しんでいます。松本さんは平田選手をどうご覧になりますか?
松本 やっぱり調子が悪くてファームに行って、それからようやく状態が上がってきて徐々に自分のバッティングが出来るようになってきましたよね。
アナ えぇ。
松本 それとやっぱり中日にとって平田というのは打線を繋げてくれる存在なんですよね。平田が打つ事によって中日打線が盛り上がってくると思うんですね。
アナ はい。
松本 それぐらい価値のある選手なので、だからこれからはドンドン打つんじゃないかなと思いますけどね。
アナ なるほど。実はその平田選手なんですが、昨日のヒーローインタビューでこんな事を話していました。
アナ という言葉に繋がる昨日の4打席目ですが、高めを叩いてのライト前ヒットでした。江本さん、本人曰く「ボールを見上げるんじゃなくて見下ろす感覚」というのを思い出したと。
江本 うんうん。それとね、平田は最近の流行りじゃない打ち方をしてますよね。足を上げないし、じっくりステップするというスタイルでね。
アナ えぇ。
江本 まあ、ハエが来たのをバシっとハエ叩きで叩くみたいな(笑)
アナ はい(笑)
江本 私はこういう打ち方が好きなんですよ。
アナ あっ、そうなんですか(笑)
江本 うん。あとはタイミングがずっとズレてたんで打てなかったんですけど、自分の感覚が戻ってきたみたいなんで、これからは打つんじゃないですか。
アナ なるほど。「ボールを見上げるんじゃなくて見下ろす」という感覚が素人的には分かりづらいところなんですけど、どういったものなんでしょうか?
江本 その辺の感覚的なもんは今度、強打者の解説者に聞いてみてください(笑)
アナ はい(笑)
江本 だけど、平田選手はタイミングがズレ出したらちょっと厳しくなってくるんですよね。その辺のタイミングは松本さんから見てどうですか?
松本 タイミングはいいですね。
江本 このバッターは手でタイミングを取るよね。
松本 そうですね。それで軸がしっかりと作っていると、やっぱりしっかりとボールを捉えられるんですね。今日なんかは全く軸がブレてないので、しっかりとボールを見て打ててますよね。
江本 まあ、中日は平田が活躍しないといけないよね。
アナ そうですよね。今日の平田選手は4安打の活躍でした。
以上です。