2020年11月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で退任となった横浜DeNAベイスターズのラミレス監督の5年間について横浜で監督をしていた大矢明彦と広島で監督をしていた達川光男がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ 最後の試合をサヨナラ勝ちで飾ったラミレスDeNA。そして試合後には原監督に花束を渡されて「ラミ!Come back!」と、また戻って来いと激励したと。これは2003年に原監督が星野監督にまた戻って来いと言われたシーンを思い起こしたんですが、その言葉にラミレス監督も感激していました。大矢さん、5年間で3回のAクラス、そして1回の日本シリーズ進出という結果でしたが、どういう風に見てましたか?
2017 73勝65敗5分 3位→日本シリーズ進出
2018 67勝74敗2分 4位
2019 71勝69敗3分 2位
2020 56勝58敗6分 4位
CS進出:3回 日本シリーズ進出:1回
大矢 自分の思い通りにチームを作ってきて、特に横浜らしくバッティングを前面に出して戦ってこれたのはラミレス監督も嬉しかったと思うんですよ。
アナ はい。
大矢 残念ながらいつも前評判はいいのになかなか優勝まで届かない状況でね。そしてダメな時はケチョンケチョンに言われて、外国人の監督というものあってね。本人もやり切ったという充実感もあるでしょうし、「お疲れ様でした」と言ってあげたいですね。
アナ そうですよね。達川さんはいかがですか?
達川 2017年に私はソフトバンクのコーチをやってたんですが、ちょっと手強かったですね。3位からCSの甲子園で土砂降りの雨の中で阪神を破って、そして1位の広島も倒して。その時も台風が来たりしてスゴい天を味方にしたような感じでね。
アナ うんうん。
達川 こっちはひょっとしたら負けるじゃないかなぁと思ったら、内川が山崎康晃から同点ホームランを打ったりして、やれやっと勝ったというね。一つ間違ったらラミレス監督に日本一を持って行かれるところでしたね。
アナ そうでしたね。ユニークさも含めて歴史に残る監督だったと思います。
以上です。