2020年11月21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』で福岡ソフトバンクホークスvs.読売ジャイアンツの日本シリーズ第2戦の展望を高木豊とデーブ大久保がタレントの井森美幸と共に語っています。

 

井森 第1戦はソフトバンクが勝利し1勝0敗となった第2戦の展望です。予告先発を見てみましょう。

 

第2戦の予告先発のシーズン成績
巨人 今村信貴 12試合5勝2敗 防3.16
福岡 石川柊太 18試合11勝3敗 防2.42
(※石川は最多勝&最高勝率.786)

 

井森 巨人は今村投手、ソフトバンクは石川投手です。まず今村投手についてですが豊さんはどう見ますか?

 

高木 まあ・・・。

 

井森 どんな感じで頑張ってくれますかね?

 

高木 まあ、頑張らないといけないですよ。

 

井森 もちろんそうですよね。

 

高木 ただ、チェンジアップ系にソフトバンクのバッターが意外とやられている印象を持っているんですよ。だから真っ直ぐでグイグイと押すよりも、チェンジアップでいかに思い切って抜けるかですよね。

 

井森 はい。

 

高木 遅いボールを投げるのはバッテリーにとっては怖さがあると思うんですけど、それを怖がらないでいかに抜ける投球が出来るかにかかっていると思いますね。

 

井森 なるほど。デーブさんは今村投手についてどうでしょう?

 

大久保 今村はパワー系ではないんですよね。だからちょっと球速が落ちたときのソフトバンク打線というのは異っ常に打ちますから・・・。

 

井森 えぇ。

 

高木 もうデーブの話し方が思い出すだけでも苦しそうな感じだね(苦笑)

 

井森 はい(笑)

 

大久保 だから・・・これはフォアボールなんか出したら一気に今村にとってアウトですよ。

 

井森 じゃあ、まずは先頭打者を出さないとか。

 

大久保 もちろん。まずフォアボールを出さない。でも逃げても逃げても襲ってくるバッターが凄いバッターばっかりなんで。

 

井森 そうですよね。

 

 

高木 だって相手の石川が最多勝に最高勝利率だよ・・・(苦笑)

 

井森 そうですよね~。

 

大久保 うんうん。石川は今年ハマりまくってるんですよ。

 

井森 はい。

 

大久保 腕がちょっと遅れてくるフォームで。それがまあポッと対戦する短期決戦で攻略できるかと言うと・・・。

 

高木 初見じゃ難しいよな(笑)

 

大久保 難しいです。だってパ・リーグで毎回当たってるバッターでもタイミング合ってないんだから。

 

井森 はい。まあ、だから巨人がいかにして石川投手を打っていくかっていう。

 

 

大久保 まあ、並みのピッチャーなら『タイミングが合ったらドンドン行け』っていう指示をするのがセオリーなんです。

 

井森 はい。

 

大久保 そしてそこそこいいピッチャーが相手だと『ゾーンを上げよう』とか『高めを打っていこう』っていう指示をするんです。

 

井森 はい。

 

大久保 千賀とか石川が相手になると2つの指示を同時に出す。『ゾーンを上げてアウトコースだけを打とう』とか。

 

井森 なるほど。

 

大久保 更に上、絶好調の千賀が相手だと『もう真っ直ぐだけ打とう』とか。そういう超消極的な指示を出さないとダメだから。しかも石川って千賀よりもタイミングが捕りにくいんですよ。

 

井森 えぇ。

 

大久保 根本的なもので野球選手にとって何が大事かって言うと、アマチュアだと「ボールをちゃんと見る」とか言うんですけど、プロだと「タイミング」って言うんです。

 

井森 はい。

 

大久保 この石川というピッチャーはそのタイミングが取れないです。

 

井森 そうなると明日もかなり巨人は・・・。

 

大久保 それは厳しいです。だから分析力が大事になりますよね。石井琢朗っていう打撃コーチはカープのコーチ時代から的確な絞り球を指示してバッターに安心感を与えるコーチなんで、そこに期待したいです。

 

井森 分かりました。

 

 

以上です。

巨人が不利。
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