2021年4月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦に先発し、開幕2連勝を飾ったオリックスバッファローズの宮城大弥のピッチングについて元横浜の高木豊、元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
宮城のヒーローインタビューの一部
宮城 初回はちょっと緊張したんですけど、2回以降は自分のピッチングができたのかなと思います。(4回二死満塁のピンチは)味方に点を取ってもらっていたので、絶対に点を取られたくないと思って投げてました。また明後日から頑張っていくので応援よろしくお願いします。
宮城を語る
シーズン防御率0.60(4/4の試合終了時点)
開幕2連勝!
アナ 雨で足場の悪い中でのピッチングで踏ん張る事ができたとの事ですが、さすがの投球でしたね。
岩本 そうですね。難しいマウンドだったと思いますね。
アナ はい。
岩本 でもね、江本さん、技術的に言いますと90キロ台の緩いカーブに100キロ台のオーソドックスなカーブと、同じカーブを投げ分けているんですよね。
江本 うん。やっぱり変化球に自信があるんでしょうね。その組み立てが一つの長所なんでしょうね。なんせ7回8回と投げていくというのが最近はなかなかいないんです。
岩本 そうですね。
江本 だからそういう意味では潜在能力が素晴らしい。
岩本 なるほど。豊さん、僕もカーブを投げるピッチャーだったんですけど、緩いボールってけっこう勇気がいるんですよね。
高木 ですよねぇ。打者から見ると、あの遅いボールの後って速い真っ直ぐを想定するんですよね。
岩本 はい。
高木 その中に厄介なチェンジアップもあるじゃないですか。
岩本 そうですね。
高木 それを上手く使い分けてますよねぇ。
岩本 確かに緩いカーブでカウントを取れて、腕を振った落ちる球って有効なんですよね。
高木 そうですよね。それとあの遅いボールを早めから手を出すというのは、凡打したら打者として勿体なく感じるんですよね。
岩本 あぁ、なるほど。よく聞きますね。
高木 だから非常にバランスのいいいピッチングだったと思いますね。
以上です。