2021年5月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で1試合3ホームラン、9回に逆転の3ランを放った阪神タイガースの佐藤輝明について元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの稲村亜美と共に語っています。
佐藤のヒーローインタビューの一部
―1本目について
佐藤 必死に食らい付いた結果、入って良かったと思います。
―2本目について
佐藤 いつも通り自分のスイングをしようと心掛けた結果、いい打球が行ってくれたと思います。
―3本目について
佐藤 逆転のチャンスで自分のスイングっていうところだけ意識して打席に入りました。
佐藤を語る
2打席目 空振り三振
3打席目 左中間ホームラン(打点1)
4打席目 空振り三振
5打席目 右中間ホームラン(打点3)
1試合3発!3本目は逆転3ラン!
稲村 阪神が西武とのシーソーゲームを制しました。平松さん、今日のポイントはもちろん・・・。
平松 そりゃあ、佐藤の3発だよね。
稲村 そうですよねぇ。
平松 今日は点の取り合いで両チーム、色んな選手がいいバッティングをしているんだけど、全部いいところを佐藤が持って行きましたね。1打席目はフォークボールなんですよね。
平松 ちょっと泳いでるんですけど、バットの芯に当たればあそこまで飛ばせるというね。最近は追い込まれたら軽くというか、強振はしないんですよね。2本目なんかも強く振ってはないですよね。軽く合わせたような。
平松 そして3本目もそんなに強振はしてないんですよね。
平松 徐々に徐々にプロの水に、ピッチャーの球にも慣れきて、追い込まれたらこういうバッティングをしていると。でも、芯に当たるとこれだけのホームランを打てると。本当に打席を重ねる度に成長しているというバッティングを見せてくれてますよね。
野村 まあ、ライオンズのバッテリーもインコースには行ってるんですけど、そこを行き切れてないところを捉えられてますもんね。
平松 そうですね。
野村 笘篠さん、今日の佐藤は見事でしたね。
笘篠 3本目のホームランではストレートを打ちましたけど、ストレートをライオンズのバッテリーが選択した理由として、佐藤の前にいるバッターのマルテと大山がいずれも変化球をコンパクトに軽打でもなくしっかりと打ち返したんですよね。
野村 はい。
笘篠 だから「最後は力勝負で」というのがあったと思んですけど、その力に負けないパワーですもん。恐るべしですね。
稲村 本当にスケールの大きな選手ですよね。
野村 最後はえげつないホームランでした(笑)
22歳2ヵ月は左打者では史上最年少記録
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以上です。