2021年6月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で6番に降格した阪神タイガースの大山悠輔について元巨人の斎藤雅樹、元ロッテの里崎智也、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
アナ 阪神が2回の集中打で5点を守りヤクルトに勝利し、連敗を3で止めました。そして今日の阪神は打順を入れ替えてきたんですが、その辺についてはデーブさんはどうご覧になりましたか?
大久保 はい。4番だった大山を6番に下げて、6番だったサンズを4番に上げたと。まあ、俺的には4番大山のままでいきたいと思うんだけど、大山本人的にも一回6番に下げる事によって気持ちが楽になる。これはあまりに普通の答えなんで、これについて里崎さんに聞いてみましょう。
里崎 はい(笑) まあ、チームが連敗してたっていうのも大きかったですよね。
大久保 うんうん。
里崎 タイガースが連敗してなかったら、そのまま大山の4番は続いてたかもしれないですけど、連敗してて巨人に2.5ゲーム差まで迫られたんで、もう苦渋の決断で打順を下げたと思うんですよね。
大久保 なるほどね。
里崎 それが功を奏して2回の7連打があった攻撃は、先頭で大山がアウトになってから、大山がアウトになるまで、まあ中野が途中でアウトになりましけど、2アウトからの連打でチャンスをものに出来てるんで、そういった意味では今日の試合だけを見たら打順変更が成功ですよね。
大久保 そうですね。
里崎 あとは大山が自分で克服するしかないんですよね。
大久保 大山はもうちょっと楽に打席に立てばいいのに真面目な子だから。雅樹さんは打てない人の打順を下げた事についてはどうですか?
斎藤 今日は打順の巡りが非常に良くなった感じがありましたよね。
大久保 はい。
斎藤 だからそれは良かったんじゃないですかね。
大久保 なるほどね。結果勝てばいいんだけど、大山が4番に入らないのは長丁場で見てどうなのかなと。巨人の岡本はずっと4番でやって来てるわけですから。そういう事を考えると、どうなのかなっていう。
アナ なるほど。
以上です。