2021年8月26日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.阪神タイガース戦で攻守にミスが目立ち2カード連続で阪神に負け越した横浜DeNAベイスターズについて元中日の井端弘和、元横浜の高木豊、元中日の谷沢健一がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
7回裏 盗塁でセカンド牧が伊藤からの送球を後ろに逸らす
9回表 大量ビハインドで楠本が闇雲な走塁
高木 DeNAが阪神に大敗しました。阪神にミスがけっこう出たのにDeNAはそれをお中元のようにミスで返すという。相手がミスしてくれてるのにね。3回裏、大山が打ったセンターライナーを桑原が捕れず。これも横にジャンプして転がるというのは普通ないですよね、井端さん。
井端 そうですよね。ライナーだったら外野手をやっていれば、まず一瞬ボールを見る仕草があっても良かったのかなっていう。
高木 そうですね。
井端 伸びてくる、逆にドライブして落ちてくるという色々なパターンがあると思うんですけど、この桑原選手のミスは闇雲にボールに向かって行ったという感じがしますので。
高木 はい。
井端 そして5回裏でも1-3塁で重盗で1塁ランナーがスチールをして、キャッチャーが2塁にショートバウンドを投げてるんですけどセカンドの牧選手が上手く捕れずに逸らすっていうのもそうですし。
高木 シングルハンドでもいいから少し前に出て、ピュッと手を伸ばせば捕れるボールでしたよね。
井端 そうですね。一番やってはいけないのは後ろに逸らす事ですしね。そして9回表の攻撃では大量ビハインドで追い掛けていかなきゃいけないのにノーアウト1-2塁でライト前ヒットで2塁にランナーが生還して、1塁ランナーが3塁で刺されるというね。こういうの絶対にセーフにならないといけない場面なんですけど、そこを走ってアウトになるのは一番痛いプレーだと思いますね。
高木 そうですよねぇ。
アナ やってはいけないプレーですよね。
高木 やっぱり首位をやっつけなきゃいけないわけですからね。谷沢さん、何かお中元のようにお返しをしたミスなんですが。
谷沢 横浜は非常に打つけど、こういう外野のミスだとか、重盗で守備がミスしたりとか、何か1点を簡単に与えているなと。
高木 そうですね。
谷沢 その辺が上に来れない要因じゃないかな。
高木 はい。谷沢さんの言う通りだと思います。1点を簡単にやるなと。
以上です。