2022年4月17日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦でチームは負けたものの8イニングをパーフェクトに抑えて降板した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希について元日ハムの岩本勉、元ヤクルトの五十嵐亮太、広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

佐々木の試合後のコメント

佐々木 前回よりもコントロールとか球質も良くなかったんですけど、その中でどうにかすることができて、あとは守備にも助けてもらいながら投げることができたかなと思います。途中疲れが出ていたところもあったので、首脳陣の判断で代えられたので。試合中でもコーチと話し合いながら、納得する形でマウンドを降りました。またいいピッチングができるように、明日から準備していきたいなと思います。

 

 

佐々木を語る

この日のの投球内容
8回102球 被安打0 奪三振14 四球0 失点0
今季2勝0敗 防御率1.16(4/17の試合終了時点)
8回パーフェクト降板!

 

アナ 井口監督は試合後に降板のタイミングについて「色々なことを加味して今日は100球弱と思っていた。本当に素晴らしい投球で、できれば我々も最後まで見たかったし、ファンの方も見たかったと思うが、先々を考えると今日はあそこが限界だったと思う」と説明しています。

 

岩本 五十嵐さん、苦渋の決断だったと思うんですけども。

 

五十嵐 そうですね。とは言えロッテはここまで佐々木朗希投手をプランを立てて育成してますよね。

 

岩本 えぇ。

 

五十嵐 もっと早い時期から使っても良かったんじゃないかと思われてた時期もあったと思うですけど、大事に大事に育てていたのでロッテらしい決断だったと思うし、この決断は後々に成功だったと言えるようなものだったと思いますね。

 

岩本 なるほど。ピッチング内容についてはどう思われますか?

 

五十嵐 本人があんまり良くなかったと言いながら結局完全試合ですから。

 

岩本 そうですね(笑)

 

五十嵐 フォークボールが若干抜けてるという話もしていたんですけど、その中でもしっかりと修正しながら投げ続けましたし。どっかあってもおかしくないフィジカルやメンタルのブレみたいなものが一切ないんですよね。

 

岩本 うんうん。

 

五十嵐 それが彼の強さでああいう投球が出来ると思うんですけど、ただ完全試合が継続されていますから、これからが益々楽しみですね。

 

岩本 次のマウンドも注目を浴びますよね。達川さんは今日の佐々木朗希の登板にどういう感想をお持ちですか?

 

 

達川 今日ね、巨人阪神戦の担当でその試合を見てたんですけど、途中経過でパーフェクトというのを聞いていて、またやるのかなと思ってたんですが。

 

岩本 はい。

 

達川 8回102球で代えるのは井口監督の談話でもあるように、今日は前回の疲労を加味していたんでしょう。ファンの方にも賛否両論ありますけど、やっぱり五十嵐さんが言ったように佐々木朗希というピッチャーを故障させないように、長きに渡ってこのプロ野球の世界で生きていってほしいということで苦渋の決断だったと思いますよ。

 

岩本 そうですね。まあ、佐々木朗希も今後にあの時の監督の決断が正解であったというピッチングもまた続けていってほしいですね。

 

五十嵐 そう思います。

 

 

以上です。

苦渋の決断。
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