2022年5月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で9回に値千金の一発を放った阪神タイガースの佐藤輝明のバッティングについて元近鉄の阿波野秀幸、元ヤクルト広島の笘篠賢治、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの関田日向と共に語っています。
2打席席 セカンドゴロ
3打席目 空振り三振
4打席目 センターホームラン(打点1)
打率.275 本塁打11 打点25(5/27の試合終了時点)
チャンスで凡打からの汚名返上のV弾!
真中 ウィルカーソンの好投も光りましたが、今日は何と言っても佐藤輝明のホームランですよね。苫篠さん、序盤はチャンスでなかなか打てなかったんですけど、最後に難しいシンカーをホームランにするんですが。
苫篠 あれはもう守護神益田が悪いわけではないでしょ。
真中 そうですよね。
苫篠 打った佐藤がスゴいですよね。益田の独特なフォームにはタイミングを合わせるのも難しいと思うんですよ。
真中 うんうん。
苫篠 そこに来て益田の特殊ボールの低めに来たシンカーをセンターに持っていくというのは、ちょっと普通の人とは違う反応で打てたと思うんでね。その辺りも佐藤くんの魅力ですよね。
真中 低めを片手一本みたいなもんですからね。阿波野さん、佐藤輝明はいかがですか?
阿波野 まずね、益田の気持ちがスゴい分かる。
真中 はい(笑)
阿波野 ここはホームランだけはいけないという場面。
真中 そうですね。ホームランだけはダメなところですよね。
阿波野 その気持ちから、6球中5球シンカーを低めに投げてる。
真中 うんうん。
阿波野 それをホームランにされた。
真中 しかも最後のは厳しい低めの球ですからね。
阿波野 そうなんです。もう「参った」と言うしかないです。
真中 今日は益田を責めずに佐藤輝明のバッティングを褒めましょう。
アナ そうですね。
真中 益田がちょっと気の毒ですからね。
以上です。