2022年6月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズに敗れてヤクルトに8連敗、今季1勝9敗となった広島カープについて元南海阪神の江本孟紀、元ロッテの里崎智也、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。
得点37 打率.265 失点71 防御率6.24
アナ ヤクルトに敗れた広島は今日で自力優勝が消滅しました。
野村 はい。江本さん、カープはスワローズに対して8連敗なんですよ。
江本 これは何でだろうね。
野村 投手陣の防御率が6.24なんですよね。
江本 あぁ、なるほど。
野村 苦手意識もあるんでしょうけど、この防御率6.24というのがね。
江本 うーん。この試合もずっと見てると、打たれてるボールは大体が外から中のボール。
野村 はい。
江本 だからピッチングがちょっと優しいというかね。キレイ過ぎるんじゃないの。ストライクを取りにいき過ぎてる。好調なチームには色んな手を使わないとね。
野村 まともにいってたら、という事ですよね。
江本 うん。もうバッターはどんどん踏み込んでるもんね。
野村 里崎さんはいかがですか?
里崎 今日とか昨日の村上選手のホームランなんかでも、全部同じ方向なんですよ。
野村 そうですね。
里崎 だから今の村上を抑えるのは難しいですし、打たれるのは仕方ないと思うんですけど、打たれ方に問題があると思うんですよ。そんな同じ方向に同じように打たれてたら、もうちょっと考えていこうぜってなると思うんですよね。
野村 うんうん。
里崎 だから江本さんが言われるように厳しい攻めの中で、当てろとは言わないですけど、軸足をズラすとか、低めのインローにしっかり投げて軸足をズラしながら、相手のバランスを変えていくとか、そういったボールゾーンを上手く使いながら踏み込みを浅くさせる方法を考えてやっていかないと。ちょっと同じ方向に同じように打たれ過ぎかなっていうのが気になりますよね。
野村 工夫してると言っても工夫してるように感じないというね。
里崎 感じないですよね。
以上です。