2022年7月17日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で勝利し、借金が1となり5割目前とチーム状態が好調な横浜DeNAベイスターズについて元日ハムの岩本勉、元南海阪神の江本孟紀、元横浜の高木豊がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
アナ 打線が繋がったDeNAはヤクルトに3連勝で借金1です。江本さん、この試合のポイントをお願いします。
江本 やっぱりDeNA打線の繋がりが非常にいいと。チャンスを作って、駄目でもすぐ次のバッターが返していったりね。それとバッターはただブリブリ振り回すんじゃなくてね、佐野なんかもそうだけどいいヒットを打ってますよね。
岩本 うんうん。
江本 その辺でやっぱり打線が物凄くいい繋がりになってるんじゃないですかね。
岩本 豊さん、もともとマシンガン打線と呼ばれているベイスターズですけども。
高木 今は最高潮ですよ。江本さんが言われたように、繋ごう繋ごうとしてますよね。それでクリーンアップもホームランを狙うんじゃなくて、何とか返そうとか、何とか繋ごうとか。だから打っていく方向もしっかりと考えてやってますよね。
岩本 はい。
高木 非常にチームバッティングも出来てると思います。
岩本 もう5割が目の前ですからね。
アナ この繋がる打線の次にポイントとなるところはどこなんでしょうか、江本さん。
江本 やっぱりピッチャー。今日の試合だと先発の濱口のピッチングですね。
今季4勝3敗 防御率2.80(7/17の試合終了時点)
攻めのピッチングで2回以降は燕打線をピシャリ
江本 段々と状態が良くなっていくというかね。力んでストライクが入らなくなるとかじゃなくて、徐々に落ち着いて、いい配球もありキャッチャーとのコンビも良かったですよね。それからボールになる球を押し込む時は押し込む、そして抜く時は抜くという、その辺のピッチングが良かったですね。
岩本 そうですね。豊さん、濱口のピッチングをどうご覧になってますか?
高木 濱口はフォアボールが少なくなってますよね。ですから、自分の組み立てが出来るというか、ストライク先行でいけるんで、チェンジアップとかも有効的になってくるというね。
岩本 うんうん。
高木 立ち上がりさえ凌げば今年は非常に安定してますよね。
岩本 まあ、立ち上がりはどのピッチャーでも課題ですし、2回以降は都合のいい開き直りがありましたね。
以上です。