2022年7月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初登板で5回途中で降板したオリックスバファローズの東晃平のピッチングについて元横浜の斎藤明雄と元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
勝利投手の権利目前で降板
アナ オリックスが接戦の末にロッテに連勝です。先発の東が緊張のプロ初登板の中で投げていました。明雄さんはどうご覧になりましたか?
斎藤 ボールに物凄くスピンが利いてて、テンポも良かった。そして時おり投げるスライダーが縦に落ちたり、カット気味に横に滑ったり。あとチェンジアップも使えたりして上手く緩急も付けてるかなという感じで良く見えましたよね。
アナ うんうん。
斎藤 そして投球フォームはリラックスして、ボールをリリースする時だけ力を入れるという感じで投げてるから、本当にスピードガン以上に速さをバッターに感じさせるような内容でしたね。
アナ なるほど。苫篠さんはどう見られましたか?
苫篠 ゆったりとしたフォームでね。バッターからすると一番タイミングが取りにくい。思ったよりも差し込まれるようなタイミングを持ってますよね。
アナ はい。
苫篠 今日初めて見たんですけど、もっと腕が振れそうに見えるんですよ。だから更にスピードも出そうな感じがしますね。
アナ 明雄さん、敢えて課題を挙げるならどこでしょう?
斎藤 やはり5回を投げ切れなかったところ。5回ノーアウトランナーなしで佐藤を2ストライクに追い込んでからライト前ヒットを打たれたんですよね。その最後に打たれたボールが同じ球種でいってしまった、そしてインサイドに甘くなってしまったところ。
アナ はい。
斎藤 あの辺でキャッチャーはボール要求したと思うんですよ。ピッチャーがこのボールでいけると思っていったのがヒットになってしまった。あの辺でもう少し丁寧にね。フォアボールまで4つのボールが投げれるんですからね。
アナ なるほどね。
斎藤 その辺を考えてほしかったですね。
アナ 本人も「1軍の打者は甘いところを逃してくれない雰囲気があった」とコメントしています。
斎藤 それはそうですね。
以上です。