2022年9月17日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークスとの大一番の試合で4安打完封勝利を飾ったオリックスバファローズの山本由伸のピッチングについて元巨人の斎藤雅樹と横浜で監督をしていた大矢明彦がタレントの井森美幸と共に語っています。

 

山本のヒーローインタビューの一部

山本 絶対に勝つしかないと思っていたので、気合い十分でマウンドに上がりました。今シーズン、京セラでまだ完封ができてなかったので、スゴく元気が出ました。

 

 

山本を語る

この日の山本の投球内容
9回114球 被安打4 奪三振7 四球1 失点0
今季14勝5敗 防御率1.71(9/17の試合終了時点)
初回のピンチを乗り切り完封!

 

井森 オリックスがソフトバンクとの大事な初戦を先勝です。大矢さん、この試合の注目ポイントをお願いします。

 

大矢 今日はね、ヒーローインタビューで言ってたように勝たなきゃいけないゲームだったんで、立ち上がりにちょっと力みがあったかもしれないんですよね。

 

井森 はい。

 

大矢 これ最初に周東に4球連続でストレートを投げて、少し散らばってフォアボールだったんですよ。その後にカーブをキャッチャーの若月が要求して、真っ直ぐが散らばった時にカーブ1球を入れて、気持ちを少しほぐしてやったりとかして手首を楽に使えるようになるんですよね。

 

井森 なるほど。

 

大矢 僕もよくやった事なんですよね。あのフォアボールの後に1球カーブを投げさせて、若月は少し間を取りにマウンドに行ったリードとタイミングですよね。それによっていつもと違う山本由伸を試合に戻していった。そういうカーブの要求だったと思います。

 

井森 そうですか。斎藤さんはどうご覧になりましたか?

 

斎藤 やっぱり終わってみると、ソフトバンクのチャンスはこの回しかなかったのかなという感じでしたよね。

 

井森 えぇ。

 

斎藤 負けられないという試合でいつもより緊張してて、コントロールがバラついてたというところなんですよね。それが大矢さんの言う通り、キャッチャーがカーブを投げさせたり、間を取ったのは素晴らしかったですよね。

 

井森 投手心理として冷静になれるというところもあると。

 

斎藤 なれますよね。山本に笑顔も出てましたからね。

 

 

以上です。

若月の好リード。
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