2023年5月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦でゲーム終盤に勝負強さを発揮して決勝打を放った中日ドラゴンズの福永裕基について元横浜の平松政次とヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。

 

福永のヒーローインタビューの一部

福永 (巨人の三上は)スライダーがいいピッチャーなので、それを意識しながらポイントを近くにして自分のバッティングをしようと思っていきました。

 

 

福永を語る

この日の福永の打撃内容

1打席目 空振り三振
2打席目 ショートゴロ
3打席目 レフト前ヒット
4打席目 レフト前ヒット(打点1)
アウトコースは見極める
インコースはファウルで逃げる

 

アナ 中日が巨人との接戦を制して逃げ切りました。真中さん、ポイントは8回裏ですか?

 

真中 そうですね。代走の高松選手が盗塁を決めて雰囲気が良くなって、タイムリーの福永選手ですよね。巨人のピッチャーがサイドスローの三上ということで、あんまりいないタイプで打ちづらいと思うんですけど、外のスライダーをしっかりと見切るんですよ。これに手が出るバッターが多かったんですよ。

 

アナ はい。

 

真中 そしてインコースは詰まってもいいという意識でバットを折りながらも窮屈にファウルにするんですよね。これをこういう風に打ってるということは、外にも意識がありスライダーもしっかりと見れるということなんですよね。

 

アナ なるほど。

 

真中 そして最後に中に入って来た球をレフトに弾き返して決勝タイムリー。なんか中堅・ベテランがやるようなバッティングの内容ですよ。若い選手だと外のスライダーを引っかけてたり、空振りしたりするケースなんですよね。

 

アナ うんうん。

 

真中 福永選手は非常に落ち着いてバッティングをしてて、レギュラーだなというものを見せてますよね。

 

アナ いい選手が入って来たぞと。

 

真中 いい選手ですよ。

 

アナ 平松さん、いかがですか?

 

平松 それと三上のピッチングのデータがしっかりと出てると思うんですよ。それをまた先輩たちが「三上ってこういうピッチングするぞ」と。

 

アナ はい。

 

平松 外にはスライダー、内にはシュートと。その対応をしっかりと理解して実践してみせたということじゃないですかね。

 

アナ 今日はご両親が観戦に来てたと。

 

真中 あっ、そうなんですか。

 

アナ だから本当に素晴らしい1日だったと思います。

 

真中 親孝行ですね。

 

 

以上です。

社会人には逸材が埋もれてますね。

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