2023年5月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で23日ぶりとなる登板で6回2失点で勝利投手となった千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希のピッチングについて元横浜の斎藤明雄、元日ハムの岩本勉、広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの遠藤玲子と共に語っています。

 

この日の佐々木の投球内容

6回82球 被安打3 奪三振9 四球1 失点2
防御率1.18(5/28の試合終了時点)
約1ヵ月ぶりの白星!

 

アナ ロッテは中村選手のバースデーアーチもありソフトバンクに快勝です。達川さん、佐々木投手は久々の登板でしたが今日のピッチングはいかがでしたか?

 

達川 3週間も実戦から離れてね、21歳くらいの若い子が簡単に試合に入ってね。最初の9人をもう文句なく抑えてますよ。

 

アナ 最初の3イニング完璧でしたね。しかし4回はちょっと打たれてしまいましたね。

 

達川 でもこれから体が出来て、ローテーションを守って20勝しようと思ったら、こういうピッチングしてたらダメですね。1人の打者にいいボール、いいボール、次に最悪なボールと投げてたらダメです。

 

アナ はい。

 

達川 明雄さんも岩本さんもいるから言うんですが、牧原に対して最初に素晴らしいフォークを投げて空振り。この球は天下一品の素晴らしいフォークでしたよ。

 

岩本 はい。

 

達川 それでそのフォークが素晴らしいから、キャッチャーも3球続けて要求するんですが、3つ目のフォークが浮いて長打を打たれて失点すると。こういうピッチングをしてたら、なかなか20勝は出来ないんじゃないかなというところですよね。

 

岩本 明雄さんはどういう感想をお持ちですか?

 

斎藤 フォークを3球続けたら高めに抜けたという感じなんでしょうけど、あれをもう少し叩き付ける感じで投げれば心配ないと思うんですよね。まあフォークを続けた配球が失敗の要因かなと思いますね。

 

岩本 はい。

 

斎藤 160キロを超える真っ直ぐがあるんだったら、最後の1球は真っ直ぐで仕留めにいかないとダメだと思いますね。

 

岩本 なるほど。フォークを続けるんであれば、徐々に厳しい球を投げていくというのがね。

 

斎藤 追い込めば老い込むほどそうだと思う。

 

 

以上です。

佐藤の配球に問題あり。

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