2018年5月8日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsオリックス戦でレフトの守備に就いた北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎について元横浜の高木豊、元横浜の野村弘樹、前ヤクルトの監督の真中満がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。

 

アナ 日本ハムの清宮選手、デビュー戦から6試合連続安打で新人記録に並びました。

 

高木 まあ、打つことはプロ入り前から評価されていましたけど、これポジションの問題があるんですよ。真中さん、ポジションですがDHに入ることもあればファーストに入ることもある。

 

真中 そうですね。

 

高木 今日はレフトを守りましたよね。その弊害と言ったら変ですけど、中田がレフトに入ったこともあるしDHもある。

 

真中 まあ、固定してくれれば選手は一番やりやすいんですけど。

 

高木 どこが1番いいと思いますか?

 

真中 やっぱり、ファーストかDHじゃないですか。外野はちょっと厳しいと思うんで。

 

高木 そうですか。

 

真中 今日は点差がビハインドで離れていたんで、恐らく栗山監督も試すというか、経験という意味でレフトに起用したと思うんですけど、まずはファーストかDHだと思いますね。そのどちらかだと。

 

高木 野村さんは?

 

野村 僕もファーストじゃないかと思いますね。

 

高木 うん。

 

野村 野手の経験はないですけど、守備位置が変わると。

 

高木 リズムが変わる。

 

野村 そうでしょ。それで、ポジションが違うとなるとバッティングの方にも影響が出るんじゃないかと僕はついつい思ってしまうんですね。若いとはいえ。

 

高木 なるほど。ありますよね。

 

野村 その辺が作用しないには高校時代から守っていたファーストの方がいいのかなと単純に思います。

 

高木 ということは、中田翔がレフトかDH。アルシアがDHかレフト。

 

真中 そうですね。だから、栗山監督は中田翔をできるだけファーストで固定したいので今日みたいに清宮をレフトで使って試していると思うんですよ。

 

 

高木 この前、中田翔がレフトを守った時に、次の日に取材に行ったんですよね。

 

真中 はい。

 

高木 どうだった?って聞いたらその日はたまたま先頭バッターばっかりだったの。

 

真中 はいはい。

 

高木 そうしたら、息が上がって「ちょっと待ってくれ」と。ロッテ戦だったんだけど、キャッチャーに「サインを出すのをちょっと待ってくれ」と。

 

真中 外野は遠いですから息が上がります。

 

高木 「あいつサイン出すの早いんじゃ」と言って文句を言っていたけど、その次の日にDHに入ってホームランが出た。どうですか?

 

真中 中田翔は主砲ですからね。なかなか動かしづらいと思うんですけど、そんな中で栗山監督も色々と考えながら起用しているんだと思いますね。

 

高木 そうですね。でも、難しい問題ですね。

 

野村 ですね。ましてや、中田翔は4番ですからね。なんかDHじゃなくて汗をかかせた方がいいんじゃないかとも思いますしね。

 

野村 まあ、中田翔もファーストの方が良いでしょうからね。でも、中田翔の方が外野を守った経験があるじゃないですか。

 

高木 ありますね。

 

野村 その辺のバランスというか、ピッチャーを見ながらなのか、ちょっと注目ですね。

 

高木 まあ、どう決着するのかも楽しみですよね。

 

 

以上です。

清宮の獲得は中田のFA移籍が前提のような気がしますし思惑が色々と入り乱れていますよね。中田からしたら監督に言われたら黙って従うタイプなんでしょうけど、監督としても気を遣うところがあるでしょうし色々と難しい話にはなっていますよね。清宮が活躍しそうなだけに。

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